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ダイキンインド社と台湾のレイチ社がインドで空調用圧縮機を 製造・設計・販売する合弁会社を設立

@Press / 2024年12月17日 16時30分


ダイキン工業株式会社の100%子会社のダイキンエアコンディショニングインド社(以下、ダイキンインド社)と、圧縮機事業のグローバルリーディングカンパニーである台湾の瑞智精密股分有限公司(以下、レイチ社)は、このほど提携し、インド空調市場向けの圧縮機を製造・設計・販売する合弁会社をインド国内に設立することで合意しました。本合弁会社は、製造設備の設置および当局の承認を経て、2025年度末までに運営を開始する予定です。
レイチ社は、空調分野におけるロータリーコンプレッサー、モーター、その他のコンポーネントにおいて、優れた製造ノウハウと技術を持つ、世界有数の圧縮機メーカーです。低コストかつ高品質な圧縮機の製造に関して、市場から高い評価を得ています。
今回の提携は、ダイキンのインド市場における事業基盤と、レイチ社の低コストかつ高品質な圧縮機の製造力を活かし、需要が拡大を続けるインド空調市場に圧縮機の安定供給をめざすものです。
今回、新たに設立する合弁会社は、当初の段階では、レイチ社のロータリー圧縮機をインド国内で組み立て、インドの住宅用空調機向けに販売します。将来的には、急進するインド市場の圧縮機需要に応える生産能力を持つ新工場の設立に向けた投資も視野に入れています。
ダイキンは、インド市場における製品供給力の強化のための投資を続けています。2009年にニムラナ工場での現地生産の開始以降、生産能力を拡大し、2023年にスリシティ工場設立により住宅用・業務用の空調機だけでなく、圧縮機の生産も行うなど、部品から完成品の調達・生産までの一貫体制を整え、インドでの空調機の普及と安定供給、市場創造に取り組んできました。
ダイキンは、今後のインド市場の成長スピードを考慮し、さまざまな経営施策を展開しています。レイチ社との提携の背景には、「中長期的に戦略部品である圧縮機の必要量をいかに確保し続けるか」という経営上の課題意識があります。
今回の提携を通じて、インドの空調市場で圧縮機の安定供給を実現し市場の持続的な成長や空調機の普及に貢献していくとともに、ダイキングループのインドでの成長につながる事業基盤を盤石なものにしたいと考えています。


合弁会社の概要


社 名:ダイキン・レイチ・インディア DAIKIN-RECHI India Pvt Ltd
設 立:2025年2月(計画)
本 社:ダイキンインド社 オクラオフィス内(インド共和国 デリー市)
資本金:1.8百万ドル 
    出資比率はダイキンインド社51%、レイチ社49%
事業内容:空調用圧縮機の開発・製造・販売・アフターサービス


レイチ社について


レイチ社は1989年12月に台湾で設立され、HVAC分野におけるロータリーコンプレッサー、モーター、その他のコンポーネントの製造において世界をリードする企業です。技術独立、一流製品の提供、最高の技術生活の創造をビジョンとしています。全社員が「優れた品質競争力」、「技術卓越性による市場リード」、「総合サービスによる顧客満足」を経営理念として共有しており、これが圧縮機業界でのグローバルリーダーとしてのコアコンピタンスと指導原則となっています。レイチ社はさらに「省エネルギー業界の無限の可能性を創造し、省エネルギー製品のトッププロバイダーになる」というビジョンを掲げています。企業価値と利益の創造に加えて、地球環境と自然資源の保護の責任も果たすことをミッションとしています。「企業価値の最大化と地球保護に対するCSR」を使命とし、「責任、誠実、革新」が全てのレイチ社社員のコアバリュー、としています。




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プレスリリース提供元:@Press

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