菌・ウイルスの拡散・汚染スポット可視化実験 ~第2弾 リビング編 ~安全と思いがちな「ご家庭」こそ感染症に注意!感染経路あり!~ 「ご家庭」が菌・ウイルスに感染する場所との意識は4%! ~

@Press / 2014年1月15日 11時0分

家庭内の感染経路1
『バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ』(事務局:東京都渋谷区、以下 『徹底!手洗いラボ』 http://tearai-lab.com )は、2013年11月に、菌・ウイルスの拡散・汚染スポット可視化実験第2弾として、家庭のリビングでの菌・ウイルスの拡散・汚染スポットを可視化する検証実験を行いましたので、その結果を発表いたします。

国際衛生機構「グローバル・ハイジーン・カウンシル(Global Hygiene Council)」の調査によると、ご家庭が菌・ウイルスに感染する場所として意識をしている人は4%でした。しかし、ひとたび菌・ウイルスがご家庭に持ち込まれると、感染経路となってしまいます。インフルエンザウイルス、ノロウイルス、食中毒菌などとの接触は避けられないということを認識いただき、体内に持ち込まないための正しい手洗い対策を行うことが重要です。


■注意!ご家庭にも感染経路あり
本実験の検証結果は、安全と思われがちなご自宅では、ドアノブ、ソファの手すり、リモコン、共有のデジタル機器などが感染経路になることを示唆しています。

例えば、普段、ご家庭で咳やくしゃみが出る時に自分の口や鼻を手で覆ったり、また手で鼻をすすったりする人も多いかと思います。ご自宅のドアノブ、ソファの手すり、リモコン、共有のデジタル機器などを触れれば、その場所は菌・ウイルスで汚染されます。そうして汚染された場所を他のご家族が知らず知らずのうちに触ることで、指や手のひらにウイルスが付着。指を介し、ウイルスが口や鼻から体内に入ることで感染が引き起こされます。

予防対策としては薬用石けんや薬用ハンドソープでしっかり手洗いすることが大事です。

家の中だからと油断せずに、帰宅時だけでなく食事前や友だちと遊んだ後なども、徹底した手洗いを心がけましょう。

<家庭内の感染経路1>
菌・ウイルスに見立てた蛍光塗料が目立ったソファの手すり・ドアノブ
菌・ウイルスに見立てた蛍光塗料が目立った指や手首・口や鼻周り
http://www.atpress.ne.jp/releases/42314/img_42314_1.jpg


■感染しないと油断しがち!「ご家庭」との回答は4%!
国際衛生機構「グローバル・ハイジーン・カウンシル(Global Hygiene Council)」が2012年に実施した意識調査によると「普段の生活の中で菌・ウイルスに感染する場所はどこか?」との質問に対し、最も多かったのが「人が多く集まる公共の場所」60%、次に「電車やバスなどの公共交通機関」59%、「病院」51%の結果となりました。

一方「家庭」との回答は4%と低い結果となり、「ご家庭」は菌・ウイルスに感染する場所としての意識が低いことが判明しました。

菌・ウイルスの多くは外で感染すると思われがちですが、ご家庭でも十分な注意が必要です。

「普段の生活の中で菌・ウイルスに感染する場所はどこか?」
(GHC意識調査2012年)
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■ご家庭でも安心せずに「徹底した手洗い」を!
接触感染を防ぐ基本は「手をしっかりとこまめに洗う」ことです。家に帰った後だけでなく、食事の前や友だちと遊んだ後には、薬用石けんや薬用ハンドソープなどをつけてよく泡だて、「徹底!手洗い6つのステップ」に沿って30秒以上時間をかけて隅々まで洗うことが重要です。その後、流水で石けんをしっかり洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルで、きちんと手を拭いて乾燥させましょう。

「徹底!手洗い6つのステップ」
監修:東北大学大学院医学系研究科 賀来満夫先生

1.手のひらを合わせてよくこすろう
2.手の甲を伸ばすようにこすろう
3.指先や爪の間も念入りにこすろう
4.指の間も十分に洗おう
5.親指と親指のつけ根を洗おう
6.手首を軽く握りながら洗おう

・手を洗う前は、腕時計やアクセサリーは外しましょう。
・タオルはひとりずつ個人用に、清潔なものを用意しましょう。
・特に汚れが落ちにくい、指の先、手首、親指、手のしわに注意してください。
・お子さんが手を洗う時には、大人が付き添い、確認をすることが重要です。

<徹底!手洗い6つのステップ>
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■徹底した手洗いの抜群の効果!雑菌は86.4%減少!
薬用せっけんを使用し、「徹底!手洗い6つのステップ」に沿って30秒かけて手洗いをし、手洗い前と手洗い後の右の手の平の生菌数を比較しました。

手洗い前は723個確認された生菌数に対して、徹底した手洗い後は98個となり、雑菌が約86.4%減少しました。

<手洗い前後の菌の数> 手洗い前 / 菌数723個 手洗い後 / 菌数98個
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*手形のソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地(SCDA)にスタンプしたものを35±1℃、48時間培養。形成された集落をカウントし、生菌数を換算
*実施機関:衛生微生物研究センター


検証結果 ハイライト
(*さらに詳しい実験結果は「徹底!手洗いラボ」( http://tearai-lab.com/lab/lab03.html )でご覧になれます。)


■検証結果:
・汚染率100%!2時間の実験で参加した3家族のご家庭全員の非感染者役手菌・ウイルスに見立てた蛍光塗料が付着。
・2時間の実験で非感染者役のお子様の顔、特に口や鼻周りに菌・ウイルスに見立てた蛍光塗料が付着。
・汚染スポットはドアノブ、ソファの手すり、リモコン、デジタル家電など
・指先、親指や手首など、手洗いで残しがちなポイントも汚染を確認。

<家庭内の感染経路2> 携帯電話 リモコン
http://www.atpress.ne.jp/releases/42314/img_42314_5.jpg


■実験監修者の専門家のコメント:
本実験は、日ごろからの手洗いの重要性について、見えない菌・ウイルスを「可視化する」ことを主眼として作成しました。

今回の結果からも良くわかりますが、体験した方の多くの口や鼻の周りに塗料が付着していました。咳、くしゃみ、会話などによる飛沫感染の距離は約1mと定義されます。検証結果では、感染者役のご家族からそれ以上離れていた人や物にも塗料が付着しており、手を介する汚染(接触感染)は、距離に関係がないことがよくわかります。
人は知らず知らずのうちに何度も手を口や鼻に持って行く動作をしており、手を介した感染(接触感染)予防は、飛沫感染や空気感染の予防とならんで大変重要です。環境の菌・ウイルスをゼロにすることはできません。また、ヒトが触れるたびに環境を消毒することは現実的ではありません。いざというときのためにも、普段から手洗いをしている事が大切です。ご家族に風邪を引いている人がいないからといって油断することなく、しっかり、こまめに手を洗って感染症を予防しましょう。

※本実験結果が必ずしも全てのリビングに当てはまるものではありません。


【リビング内での菌・ウイルス拡散・汚染スポット可視化実験 概要】
実験目的
以下の菌・ウイルス「接触感染ルート」(1)~(3)までの可視化

(1)感染者がくしゃみや咳を手で押さえる。
(2)その手で周りの物に触れて、ウイルスがつく
(3)別の人がその物に触り、ウイルスが手に付く
(4)その手で口や鼻を触って、粘膜から感染

実験方法
ブラックライトで光る蛍光塗料を菌・ウイルスに見立て、以下の方法で可視化を行った。
Step 1:蛍光塗料をウイルスに見立て、感染者役(1~2名)の被験者の手に塗る。
    (3家族が体験)
*本実験では、くしゃみや咳を定期的にするものと想定し、20分に1回、手に塗料を塗った。
Step 2:家族全員が同じ部屋で2時間過ごす。
Step 3:2時間後ブラックライトを用い、リビング内及び被験者の手や顔に
    蛍光塗料がどの程度付着したかを調査。


『徹底!手洗いラボ』では、皆さまがご家庭や学校、会社で感染症・食中毒から身体を守れるように、正しい手洗いによる感染症予防を推進してまいります。


■『徹底!手洗いラボ』実験監修 國島広之先生のご紹介
聖マリアンナ医科大学内科学 総合診療内科 准教授
聖マリアンナ医科大学大学院(微生物学)卒業後、聖マリアンナ医科大学内科学(呼吸器・感染症内科)助手、東北大学医学部附属病院検査部・感染管理室 副室長 講師、東北大学大学院 感染症診療地域連携寄附(宮城県)講座 准教授を経て現職。
認定内科医・指導医、感染症指導医、インフェクション・コントロール・ドクター(ICD)、抗菌化学療法指導医、呼吸器内視鏡専門医、日本医師会産業医など


■『バイ菌・感染症から家族を守る 徹底!手洗いラボ』とは
インフルエンザウイルス、RSウイルス、そしてノロウイルスなどの感染症や食中毒について、接触感染による発症リスクの意識を高め、感染症・食中毒を防ぐための正しい手洗いについて、役立つ情報を伝えていくことを目的に設立された研究所です。当研究所では、皆さまがご家庭や学校、会社で感染症・食中毒から身体を守れるように、感染症・食中毒の予防の一つである手洗いにかんする情報を発信していきます。

URL: http://tearai-lab.com
対応端末:PC/スマートフォン

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プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

「普段の生活の中で菌・ウイルスに感染する場所はどこか?」(GHC意識調査2012年) 徹底!手洗い6つのステップ 手洗い前後の菌の数

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