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多くの通信キャリアで実績があり、通信業界のグローバルスタンダードに準拠している ソフトウェア・ゲートウェイ(SBC)「NX-B5000」が、 日本通信が着手する国内初フルMVNOサービス【2026年5月開始予定】に採用決定

@Press / 2025年1月15日 11時10分



株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:大西 新二)が開発・提供する、通信業界のグローバルスタンダードに準拠しているソフトウェア・ゲートウェイ(SBC)「NX-B5000*1」が、日本通信株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 福田尚久)のネオキャリア・プロジェクト※内のコアシステムにおける、他通信事業者と相互接続するためのゲートウェイとして採用されたことを発表します。




画像 : https://newscast.jp/attachments/63b4Rhwl69oJn9RP6fXl.jpg


背景


2023年2月の「電気通信番号計画」等の改正に伴い、MVNO*2(携帯電話会社から通信網の一部を借り受け、サービスを提供している事業者)への電話番号割り当てが可能となりました。
それに伴い、日本通信では日本で初の試みとなる、MVNO自らがIMS*3 などのコアシステムを導入し自社設備で音声サービスの構築・提供をするネオキャリア・プロジェクトを始動しています。
IMS機能においては、すでにng-voice社のHyperscale IMS solutionの導入が決定しており、当社の「NX-B5000」はこのIMS機能に付帯して、通信事業者間を結ぶゲートウェイとして採用されました。
■ng-voice社のHyperscale IMS solutionの導入に関して:https://www.j-com.co.jp/news/2411.html


画像 : https://newscast.jp/attachments/myLWgdGa4zxpsWuunHuL.png
<NX-B5000接続イメージ図>


※日本通信のネオキャリア・プロジェクト
日本通信にて2024年2月14日に公表された、音声網、SMS網、データ通信網の全てをMNO*4 との接続により実現することで、MNOの制約を脱却した「ネオキャリア」として2026年5月24日にサービスを開始するため音声網及びSMS網の構築に着手しています。




「NX-B5000」の採用要因と強み〜主要大手通信キャリアに導入!高い相互接続性能を持つ〜


当社の「NX-B5000」は、⽇本製SBCのシェアでは国内第1位(市場データを元に当社推計)であり、通信事業者向け「音声システム」のSI(要件定義/設計/開発/保守運用まで)を一貫して対応できる数少ない会社の一つです。
「NX-B5000」は、通信業界のグローバルスタンダードに準拠し完全国産・当社開発のソフトウェアとして日本独自の電話の標準仕様にも対応しており、主要大手通信キャリアに導入され豊富な実績を有しているソフトウェア・ゲートウェイです。国内外の様々な通信事業者との接続が確認されており、実績と信頼性に秀でた高品質が強みとなります。
2026年5月のサービスイン予定に向け、国内通信事業者の音声網を熟知した当社エンジニアが全面的に導入をサポートし、最速でのシステム構築を行います。


今後の展開


長年通信キャリア向けの音声通信システム・ソリューションで数多くの実績を積んできた当社が、モバイルのIMS領域においても「NX-B5000」が採用されることとなり、日本通信のネオキャリア・プロジェクトに参画することで、日本のモバイルビジネスに新しい風を起こすことを技術面より支援いたします。
ネオキャリア・プロジェクトでは、2026年5月のサービスイン予定に向けて、両社一丸となって全力を尽くしてまいります。お客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、引き続き努力してまいりますので、ご期待ください。


用語について


*1:NX-B5000とは


「NX-B5000」は、SBC(Session Border Controller)と呼ばれる音声通信用のソフトウェアです。
異なる通信事業者やネットワーク間の技術的な差異を吸収し、相互接続を可能にするための重要な役割を果たしています。これにより、他事業者との音声通信の円滑なやり取りが可能となります。
(詳しくはこちら:https://www.nextgen.co.jp/solution/pstn-mgn/sbcnx-b5000.html


*2:MVNOとは


Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語では仮想移動体通信事業者と訳されます。
携帯電話会社から通信網の一部を借り受け、サービスを提供している事業者をMVNOと呼びます。
また、MVNOにはライトMVNO(課金、顧客管理のみを行い、認証やコアネットワークなどネットワークの機能をMNO*4に依存するビジネスモデル)と、フルMVNO(無線アクセス以外の全ての機能をMNOに依存せずMVNOが運営するビジネスモデル)の2種類があります。


*3:IMSとは


IP Multimedia Subsystemの略で、携帯電話などの通信網でIP電話などの各種IP技術を用い、音声・映像の送受信を含む多様なマルチメディアサービスを実現するための次世代の技術基盤となります。


*4:MNOとは


Mobile Network Operatorの略で、「移動体通信事業者」という意味になります。
総務省から直接、周波数帯を割り当てられており、自社の通信網を使用して通信サービスを提供しています。一般的に「キャリア」と呼ばれる事業者が、MNOに該当します。




日本通信について


日本通信株式会社は、1996年の創業時から強い信念をもってMVNOという新たな産業を生み出してきた会社です。あらゆるものがデジタル化し通信でつながる今日において、日本通信の特許技術であるモバイル専用線は、その主要システム全てにおいて国際セキュリティ基準のPCI DSS認定を取得し、警察や銀行、クレジットカード業界などの厳しいセキュリティ要件が求められる分野で採用されています。さらに日本通信は、世界最高水準のセキュリティを確保しつつも、利便性を損なわずに本人認証と取引内容の改ざん防止を可能とし、スマートフォンで金融取引を含めて社会全体で利用できる安全・安心・便利なデジタルIDの共通プラットフォーム化も進めています。日本通信は今後も、チャレンジャーであり続け、安全なモバイル環境が、国境を越えた社会インフラになることを目指してまいります。




ネクストジェンについて


当社は2001年に創業、電話通信網にIP(Internet Protocol)技術を持ち込むことで、専用設備をソフトウェア化する画期的なイノベーション、通信価格の劇的な低下につながる技術革新をリードしてきました。いわば、日本のボイス・コミュニケーション・ネットワークを変革してきた真のパイオニア企業です。当社が提供するソフトウェア・サービスやシステムは、日本の4大通信キャリアに採用され、その技術を基にした一般企業向けシステムやクラウドサービスは、官公庁始め多くの大企業、コールセンター等で活用されています。採用の理由は、海外を含む多様なネットワークとの接続実績に基づく信頼性、安定した通信品質にあります。これまで蓄積した技術・ノウハウを基に、ひとつは音声通信に関する幅広いソフトウェア・システムやクラウドサービスを提供する事業を行っています。例えば、クラウド PBXサービス(内線電話交換システムのソフトウェア化・クラウド化)、音声収録とAIによる音声認識システム、CPaaS(多様なコミュニケーション手段のプラットフォーム・サービス)を活用したDXソリューション、クラウド音声サービス基盤の提供等です。もう一つの事業としては、今後さらにニーズが高まるであろう企業業務アプリケーションのクラウド化をサポートするクラウドDX事業、例えば、通信事業者が必要とする複雑な課金システムのローコードクラウド化や業務のコンサルティングを含めたシステムのクラウド化支援サービス等、当社のクラウドサービスの提供を通して得られた技術・ノウハウを活用したクラウドサービス・リフト、シフトサービスの事業化を進めています。
公式 Web サイト: https://www.nextgen.co.jp/
公式 Facebook ページ: https://www.facebook.com/NextGen.Inc


※掲載されている会社名・商品名・サービス名は、原則として各社の商標または登録商標です。




本件に関するお問い合わせ先


株式会社ネクストジェン 管理本部 経営企画部
お問い合わせフォーム:https://www.nextgen.co.jp/contact/




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】
<NX-B5000接続イメージ図>

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