オーガニック給食推進で有機JASキノコ収穫体験催事を実施 子供たちや給食関係者との交流会で食育活動を提案
@Press / 2025年1月30日 10時0分
有機JAS菌床キノコメーカーの株式会社ハルカインターナショナル(岐阜県郡上市和良町横野919、代表者:井上 九州男)は農水省や文科省が推進するオーガニック給食政策に呼応して、子供たちと学校給食関係者、有機生産者が参加する食育交流会を2025年から提案していきます。
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流通店舗での有機JASシイタケ収穫体験催事例
具体的にはオーガニック給食の導入を開始している自治体や今後の導入を検討している自治体を対象に、当社の有機JASキノコ付き菌床を食育交流会などの会場に持ち込み、収穫体験やトークセッションを通じて有機農産物への理解を深めてもらいます。栄養士や調理担当職員の勉強会に出向いて、有機JAS菌床キノコの栽培工程や有機キノコの特性などの説明をすることも可能です。
各自治体では学校給食の食材に利用する農産物について、地産地消の観点からなるべく地元産の調達を図ろうとしていますが、地元生産者と給食関係者、子供たちとの交流機会は稀な状況です。特に都市部の自治体では地元農産物の調達や農業者との交流機会は作れない状況にあります。日本で栽培生産量が低いままとなっている有機農産物ではさらに難しいのが現状です。
当社では2010年ごろから有機JASシイタケやキクラゲが付いた菌床数百本程度をトラックに積載して近畿地区や東海地区などの流通店舗や催事会場に持ち込み、買い物客や催事参加者に収穫を楽しんでもらう食育交流会を開催してきました。実施回数は既に30回を超えており、参加者の充足度が極めて高い活動として評価されています。
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イベント出展での有機JASシイタケ収穫体験例
SDGsの進展を目的とした2025年4月開幕の2025大阪万博の一般催事部門でも、この取り組みが採択されました。当社では2025年6月9日、10日の2日間、会場となるポップアップステージに計2,000本程度の有機JASシイタケ付きの菌床を配置します。万博入場者を対象にした収穫体験催事を通じてサスティナブルな社会づくりに向けた食育交流会を開催します。自治体向けの催事提案と同様に、万博での催事も無償開催となります。
当社の有機JASキノコは乾燥品として、有機給食の導入に積極的な大阪府内の公立学校や私立保育園などで調達が始まっています。給食関係者からのヒアリングではシイタケやキクラゲは生鮮品ではなく、管理が容易な乾燥品の方が調達しやすい状況です。当社の有機JAS乾燥シイタケは50g入り標準サイズ袋で年間40万袋を生産販売している国内最大のオーガニック農場です。有機JASキクラゲでも国内トップメーカーとして天日干しでビタミンD高含有の乾燥品が大手外食から高い評価を得てきました。
空調設備や農薬や殺虫剤など化学薬剤を使わない自然開放型栽培システムでは、雑木林を菌床原料に使うことで萌芽更新による森林再生を促し、不用になった菌床は堆肥などに活用する循環型の農林業も展開しています。自然開放型栽培は菌床の培養や栽培工程に時間がかかりますが、組織が緻密なキノコとなるため、空調設備や薬剤に依存する栽培方法に比べて旨味やベータグルカン、アミノ酸などの栄養価や成分が多いのが特色です。
有機農産物の生産量や有機農業者が微増程度の中、大口で安定調達、廉価の納入を求める学校給食の現場とは今後もミスマッチが解消されないことが懸念されています。しかし、有機農業者にとって学校給食は安定した販路先にも成り得る上、環境負荷を低減させて安心安全な食材を提供するという理念のもと、パートナーシップを組みやすい相手先でもあります。
食育交流会を目的とした当社の催事提案がオーガニック給食推進の一助になればと考えています。自治体などからの申し込みや問い合わせは当社ホームページの問い合わせフォームで受け付けています。
https://www.haruka-int.jp/form.html
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プレスリリース提供元:@Press
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