室内飼育しているペットのためのマットなど布製品には“菌”が付着している!― ペットまわりの布製品の衛生状態に関する実態調査 ―

@Press / 2014年2月6日 11時0分

ライオン商事株式会社(代表取締役社長・榊原 健郎)は、この度、東京農工大学農学部獣医学科 林谷 秀樹准教授と共同で、室内飼育しているペットのためのマットをはじめとするペットまわりの布製品の衛生状態について調査した結果、これらの布製品には飼育環境により多くの菌が付着していること、さらに、感染症の原因となる病原菌も検出されることを確認しました。
本調査に関連する内容を、「日本獣医内科学アカデミー 第10回記念学術大会(2014年2月7日~9日 パシフィコ横浜)」で発表する予定です。


<研究の背景>
近年、ペットを家族の一員として室内飼育するペットオーナーが増えており、犬オーナーの78.5%、猫オーナーの85.5%が主に室内で飼育しています(2013年 社団法人ペットフード協会調査)。
室内飼育ではオーナーとペットのスキンシップの機会が多く、ペットを介して汚れや菌に接触することが懸念されます。さらに、室内飼育をしているオーナーは、ペットの寝床にタオルやペット用マットを敷いたり、専用の毛布やクッションを使用しています。これらの布製品は、飼育環境によっては洗濯せずに長く使い続けられることもあることから、細菌や真菌(カビ)などさまざまな菌の温床になる可能性が懸念されます。
これまで、ペットまわりの布製品の衛生実態について詳しく調べた研究事例がないため、室内飼育している犬猫用の布製品の衛生状態について実態調査を行いました。


<研究結果の概要>
1.ペットまわりの布製品の衛生状態について
(1)通常の生活環境レベルを著しく上回る一般細菌や真菌(カビ)を検出
本調査は、一般家庭を対象に室内飼育している犬にタオル(綿100%の無撚糸フェイスタオル、34×80cm:110g)を、猫に保温性マット(ポリエステル100%、48×60cm:130g)を配布して普段ペットが常駐している場所に敷き、2週間および4週間使用した後に回収して菌数を測定しました。その結果、ペットの腹部や四肢との接触時間が長い箇所のサンプルほど、ペットを飼っていない生活環境レベルを上回る菌数が検出される傾向があることがわかりました。その差は、サンプルによっては100倍から1,000倍もの菌数*1が検出されたものもありました。

*1 室内で4週間使用した場合
細菌:10^8~10^9個/100cm2、真菌(カビ):10^5~10^6個/100cm2

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