パリを拠点に活動する気鋭の写真家・オノデラユキ氏が京都精華大学 芸術学部 客員教員に就任

@Press / 2014年2月19日 10時30分

“The World Is Not Small-1826”, No.20 (2012年)
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:坪内 成晃)は、芸術学部の客員教員として、パリ在住の写真家・オノデラユキ氏の就任を決定しました。初年度は年に2回ほど来学し、講演・学生とのワークショップを行う予定です。就任年月日は2014年4月1日です。

オノデラ ユキ(おのでら ゆき)
写真家。1962(昭和37)年、東京都生まれ。2003年、第28回「木村伊兵衛写真賞」、2006年にはフランスにおける最も権威ある写真賞「ニエプス賞」を受賞。あらゆる手法で「写真とは何か」「写真で何ができるのか」という実験的な作品を数多く制作し、写真という枠組みに収まらないユニークなシリーズを発表。作品はパリのポンピドゥーセンターをはじめ、サンフランシスコ近代美術館、ポール・ゲッティ美術館(ロサンゼルス)、上海美術館、東京都写真美術館、国立国際美術館(大阪)など、世界各地の美術館に所蔵されている。2014年2月現在、シンガポールで個展、上海でグループ展を行うなど、世界各地で精力的に活動を行う。現在、最も注目される写真家の一人。


■略歴
1991年:第1回「写真新世紀」優秀賞受賞
1993年:初めての個展「白と玉」を東京・細見画廊にて行う
    活動の拠点をパリに移す
1996年:第21回「写真批評家賞」審査員特別賞受賞(フランス)
2001年:第17回「東川賞新人作家賞」受賞
2002年:「日本写真協会新人賞」受賞
2003年:写真集『cameraChimera(カメラキメラ)』で
    第28回「木村伊兵衛写真賞」受賞
2006年:「ニエプス賞」受賞(フランス)
2011年:「芸術選奨文部科学大臣賞」、第27回「東川賞国内作家賞」受賞


■近年の主な個展
2005年:国立国際美術館/大阪
2006年:上海美術館/中国
2010年:東京都写真美術館/東京
2010年:ソウル写真美術館/韓国
2011年:ニセフォール・ニエプス美術館/フランス
2012年:ヴァンガードギャラリー/中国
2014年:2902ギャラリー/シンガポール


■オノデラ氏からの就任コメント
「不思議な」、「奇妙な」、「謎めいた」、「理解しがたい」等々、これらが展覧会を行うたびに私の作品について語られる言葉なのだが、それは日本でも、ヨーロッパ、アメリカ、中国その他どこでもだいたい似たような言葉が並べられ、わたしはそれらの言葉をうれしく思っている。
グローバリゼーションという言葉が万能のキャッチコピーとされてすでに久しいが、昨今のソーシャルメディアなどの普及もあってか、意図せずに様々なレベルで価値観の摺り合わせが滑らかにすすんでいるようだ。その先にあるのは平らな、ステレオタイプ化された世界なのだろうか。アーティストとして、オリジナリティと独自の視点の投げかけこそが益々大事になってきたのではないかと私は思う。

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