マイタケの抗アレルギー作用 日本薬学会第134年会での発表のご案内
@Press / 2014年3月7日 13時0分
ホクト株式会社はこの度、当社きのこ総合研究所と富山大学大学院医学薬学研究部 応用薬理学研究室 安東 嗣修(つぐのぶ)准教授との共同研究の結果、マイタケが、花粉症の症状を改善させる可能性があることを示す研究結果を得ました。この研究成果を3月28日に日本薬学会第134年会において発表することになりましたので、ご通知いたします。
<発表の概要>
演題名:マウス眼におけるブタクサ花粉誘発アレルギー性反応に対する
マイタケ摂取の効果
日時 :2013年3月28日(金)
会場 :熊本市総合体育館
発表内容:
当社はこれまでに、マイタケの細胞レベルでの抗アレルギー作用を明らかにしてきました。本研究では、さらに動物レベルでのマイタケの抗アレルギー作用を明らかにするため、花粉症モデルマウスを作製し、マイタケ摂取の効果を検討いたしました。実験では、花粉症モデルマウスに、その体重に応じて0.1g/kg、1g/kgのマイタケ粉末を単回経口投与しました。投与1時間後に同マウスのまぶたに花粉抽出液を注射し、引っ掻き行動と結膜の炎症状態を評価いたしました。その結果、マイタケを摂取したマウスでは眼の引っ掻き行動、また結膜の炎症の指標が有意に抑制されました。本動物実験で効果のあった摂取量を単純に60kgの人に換算すると60gのマイタケを摂取したことになります。今後、人が実際に食べて効果があることを実証するには、更なる動物への投与試験、人での治験が必要ですが、これまでの細胞実験に加え、この度の動物実験の結果より、マイタケには花粉症のアレルギー症状を改善する効果があることが期待できると考えられました。
実験内容については別紙を参照してください。
http://www.atpress.ne.jp/releases/44105/att_44105_1.pdf
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プレスリリース提供元:@Press
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