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MRI診断装置の吸着事故を低減する新アイテム MRIの安全な運用に!世界初・最小・最軽量の強磁場警報器「マグウォッチャー」「マグウォッチャープラス」開発

@Press / 2014年4月8日 10時30分

マグウォッチャー
 株式会社ディード(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:林田 眞人)は、MRI診断装置の吸着事故を防止するための補助器具として、世界で初めて小型・軽量で携帯可能な強磁場警報器「マグウォッチャー」及び「マグウォッチャープラス」を開発しました。

URL: http://www.deed-jp.com/magwatcher.html


■開発の経緯
 現在国内の病院には約6,800台のMRI診断装置が稼働し診断業務に活用されていますが、中でも高精細解析・短時間診断が可能な3テスラ以上の高磁場MRI診断装置が普及しつつあります。これらの高磁場MRI診断装置は前述のようなメリットがある反面、鉄ボンベなどの磁性体による吸着事故の危険性が増します。吸着事故は、第一に患者と職員の安全確保、第二に装置破損などの経済的損失を防ぐ上で絶対に起こしてはなりません。しかし従来の吸着事故の対策は、職員に気を付けてもらうだけであり、患者さんの容体急変等の緊急時などにおけるうっかりミスを防ぐことは難しいのが現状でした。
 そこで、当社では吸着事故の低減を目的として職員及び患者さんに適切に注意喚起する器具として、最新の技術を取り入れた強磁場警報器「マグウォッチャー」及び「マグウォッチャープラス」を開発しました。


■製品 概要
 マグウォッチャーは、目に見えない磁場強度を測定し、光と音で警報する今までにない新機能の携帯型警報器です。3軸の高感度磁気センサを内蔵し、高精度で磁場強度を測定します。重さは僅か30gであり、用品や人に付けても負担になりません。警告する値は3から150ガウスまで任意の値に設定可能です。

 マグウォッチャープラスは、前述の警報機能に加え、磁場強度の測定値表示機能が付加されていますので磁場強度を直接観測することが出来ます。


■おすすめの使用例
(1)MRI検査室内で使う弱磁性体機器に使用
 MRI検査時に室内に持ち込まなければならない弱磁性体の機器に装着することで、機器が許容できる磁場強度範囲を超えた位置の設置を避けることができます。

(2)MRI検査室持ち込み禁止用品に使用
 MRI検査室専用でない用具に装着することにより、MRI検査室付近に近付いた時に音と光で警告し、不用意な持ち込みを防止します。

(3)MRIスタッフ、患者に使用
 磁性体チェック前の患者、MRI検査が禁忌な患者、看護師、夜勤の技師等に装着することで、MRI検査室への安易な立ち入りを制限したり、磁性体の持ち込みを防止します。

(4)MRI安全教育に簡易テスラメーターとして使用
 MRI検査室付近から室内の磁場強度(磁束密度)を測定し把握することで、MRI検査室の漏えい磁場管理、磁場管理区域(0.5mT(5G))の維持管理、及び院内の安全教育に活用します。

(5)MRIスタッフの磁場積算量管理に使用
 MRI装置近傍で業務を行う医療従事者が受ける磁場積算量を測定し管理します。


■病院における実際の運用例
(1)MRI検査室内で使用する機器
 検査室内用のパルスオキシオメータも若干の磁性体が使用されており、MRI装置に近づけすぎると吸着・誤動作・破損の恐れがあります。このため、1つの例として100ガウス以下での使用を定めていますが、具体的にどの位置が100ガウスなのか判らないため、規定値に設定したマグウォッチャーを使用し、警報が出ない位置で運用しています。

(2)MRI検査室外で使用する機器
 MRI操作室に常備している救急カートや、一般の車椅子・点滴台などは、磁性体ですので検査室内に入れてはなりません。これらの機器に3ガウスに設定したマグウォッチャーを装着し、検査室内に持ち込まないように運用しています。


■仕様
マグウォッチャー / マグウォッチャープラス
外形寸法    :79×30×17(mm)
磁場強度検知範囲:0.1~15(mT)(1~150(G)) / 0.1~1200(mT)(1~12000(G))
電源      :内蔵リチウムイオン電池
充電方式    :USB充電
充電時間    :約4時間
充電サイクル  :約7日間(使用条件により変わります)
重量      :約30g / 約35g

マグウォッチャー (液晶表示なし)   1台 希望小売価格 \42,000-(税抜)
マグウォッチャープラス (液晶表示有) 1台 希望小売価格 \70,000-(税抜)


【「ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展」にて展示】
2014年4月11日~13日「ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展」にてイーメディカル東京・医建エンジニアリングブースにてマグウォッチャーを展示いたします。


▼強磁場警報器 Magシリーズはアマゾンよりご購入いただけます。


【会社概要】
株式会社ディードは、医療機器関連を中心に仕様検討から製造に至るまでの生産及び基板設計、ファームウェア開発などの工程を承っております。お客様の満足頂ける製品が出来上がるまで妥協しない姿勢と長年培ってきた技術力で当社がお手伝いさせて頂いた製品は、各分野のお客様より高い評価を頂いております。スタッフ一同「ものづくり」に対して常に高水準の品質を求め誠実に取り組んでおります。
URL: http://www.deed-jp.com/index.html

・本社
東京都品川区東中延2丁目4番10号 中延ビル
TEL:03-3782-1181

・那須事業所
栃木県矢板市片岡1197番地
TEL:0287-48-2120

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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