≪食卓の衛生管理 実験レポート≫水拭きした後の食卓で、“3秒ルール”を検証

@Press / 2014年5月13日 13時0分

水拭きした後の食卓で、“3秒ルール”を検証
 アルコール除菌 ラボ@キッチン&食卓(事務局:東京都渋谷区)では、2014年4月に衛生微生物研究センターと共同で、台ふきんの雑菌汚染に関する実験を行いましたので、その結果を発表いたします。


<実験結果概要>
●6日間、朝夕繰り返し使った台ふきん(※1)で水拭きすると、食卓には76,000個/10平方センチメートルの雑菌が付着
●その食卓に食べ物を落とすと、わずか3秒でも平均約411個の雑菌が食べ物に付着!
●水拭き後の食卓に落とした食べ物の中で、最も雑菌が付着したのは『きゅうりのスライス』


■背景
 梅雨や夏になると気になるのが雑菌の繁殖です。当研究所が特に今回注目しているのが、多くの家庭で行われている台ふきんによる水拭きです。多くのご家庭で行われているシンク脇での室内干しでは、台ふきんの洗い方や干し方によっては、台ふきんの雑菌が増殖してしまうことがあります。雑菌が増殖した台ふきんで食卓や調理台を拭くと、本来であれば清潔にするための水拭きにも関わらず食卓に菌を広げてしまう可能性があります。さらに、その食卓に食べ物を落としてしまったら、その食べ物に雑菌が付着してしまうかもしれません。
 そこで、アルコール除菌 ラボ@キッチン&食卓では、衛生微生物研究センターの協力の下、6日間、朝夕繰り返し使用した台ふきん(※1)で拭いた食卓に日常食べる機会の多い食品を落とした場合、わずか3秒でも食卓に落ちていたら、食べ物に雑菌がどの程度付着するのかを実験しました。

(※1) 1週間に1回程度、台ふきんを漂白する家庭を想定し、6日間繰り返し使用した台ふきんで実験を行った。具体的な台ふきんの使用方法は以下の通り。清潔な台ふきんで、食事後を想定した食べカスなどが付着している食卓を水拭き後、台ふきんを水道水でもみ洗いし、水を絞った上で、梅雨時を想定した気温25℃、相対湿度75%の室内環境で自然乾燥させる。同じ台ふきんを使って、食卓の水拭き・水洗い・室内干しを朝夕2回、6日間繰り返した。


■実験方法
STEP(1) 台ふきんで食卓を拭き、水洗い後に室内干しを行う。これを朝夕2回、6日間繰り返す
STEP(2) 台ふきんで清潔な食卓(菌数:検出限界以下)を水拭き後に食卓表面の雑菌を採取し、菌数を計測する
STEP(3) 水拭きした食卓に、食べ物を落として3秒後に拾い上げる
STEP(4) 落とす前、落として3秒後に拾ったそれぞれの食品表面に付着した菌数を、スタンプ法を用いて計測

@Press

トピックスRSS

ランキング