フジワラ産業 「河川用ワイヤースクリーン」販売強化 集中豪雨や津波による流木やがれきによる被害防止および河口からの船舶等の流入防止対策

@Press / 2014年5月15日 10時30分

平常時の概念図
 水処理装置および津波避難タワーを始め各種災害対策施設・機器を開発・販売している環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:藤原 充弘、以下「当社」)は、近年地球温暖化により集中豪雨が多発し、それに伴って流木等による被害が顕在化していることから、かねてより「河川用ワイヤースクリーン」を開発し商品化を進めてきましたが、このたび特許登録され、これを機に発売を強化することとしました。


■集中豪雨や津波による流出物、流入物を収集し河川の安全と環境保護を目指す
 近年、地球温暖化の影響を受けて世界各地で異常気象が続いていますが、日本においてもその影響を受けて従来はみられなかったような大規模な集中豪雨が各地で発生し、その被害が大規模となり、被害金額も甚大になっています。
 日本では急勾配な河川が多く、源流から海までの距離が短く一気に流れるため、治水対策が特に重要で、古来より治水対策に多くの努力が積み重ねられてきました。しかし、従来の治水対策は、洪水や土砂災害などの治水対策に重点が置かれ、大規模化した集中豪雨による山崩れが原因となる流木やがれきなどの流下物の問題については重要性の認識はされているものの、その取組が遅れていました。かつての経験を上回る大規模な集中豪雨は、樹木の倒木と流出を引き起こし、河川に流れ込んだ流下物は、橋桁を襲い破損または流失させる、あるいは橋桁に集積した流木をはじめとする流下物が豪雨により増水した水を堰き止めて洪水をもたらすなど深刻な被害を与え、その解決が緊急かつ重要な課題となっています。
 当社の開発した「河川用ワイヤースクリーン」は、この流下物問題の解決を目的として開発され、流域の橋梁の手前に設置することにより、豪雨による流下物を河岸のピット内に容易に収集し、回収可能とするもので、橋梁の安全確保と洪水防止に最適の機能を有しています。
 また、本装置を河口に設置することにより、津波発生時に河口から遡上する船舶等の河川内への流入を阻止して橋梁の損壊を防ぐとともに、津波の引き波による家屋その他流出物や豪雨による流下物などの海への流出を阻止して、海の汚染を防いで環境を保全することができます。


■「河川用ワイヤースクリーン」の概要と特徴
<概要>
◆河川の両岸から数本等間隔にワイヤーロープを、川の流れる方向に対して傾斜して張り、流木やがれきなどの大型流下物をロープに沿って滑らせることにより、確実にロープの下流側の河岸に誘導し捕捉する。
◆下流側の河岸にはY字型のピットを設置して、自動的に流入した大型流下物を、ピット内に一時的に貯めることができる。(ピット内に捕捉した流下物は、河岸からバケットクレーンなどにより容易に回収できる)
◆船舶等の運航条件に対応して2種類のワイヤーの取付け方式を準備
[フロート式(船舶の運航のない場合)]
 河川の両岸に打ち込んだ杭に、ワイヤーと連動するように可動フロートを取付けて、ワイヤーが水位の変動に合わせて上下する方式。ワイヤーが水面と同期しているので、景観を維持することができる。

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