カナダ・オンタリオ州、水関連の特許取得が世界最多!

@Press / 2014年6月16日 18時30分

カナダ・オンタリオ州は、過去30年間に世界中どこの自治区よりも、多くの水関連の特許を取得していたことがこのほど明らかになりました。

オンタリオ・クリーン・テクノロジー・アライアンス(Ontario Clean Technology Alliance:以下OCTA)※1が発表したものです。「美しい水」を意味するオンタリオは、その名の通り淡水資源に恵まれており、五大湖のうち4つの湖と境界を接し、無数の湖沼(25万以上)や河川、豊富な水量の地下水があります。

OCTAとともに水技術推進プロジェクトを展開するウォーター・テクノロジー・アクセラレーション・プロジェクト(Water Technology Acceleration Project:以下WaterTAP)によると、世界最多の特許数に加え、オンタリオ州には900社もの水処理産業に特化した企業が存在しており、水関係のイノベーションで世界的リーダーの地位を維持しています。

両者は先月、ドイツ・ミュンヘンで開催された世界有数の上下水処理・廃棄物処理・再資源化技術専門見本市「IFAT 2014」に出席。世界で見ると、クリーン・テクノロジー市場は1兆カナダドル(約94兆円)規模とされており、両者はより多くのグローバル企業を誘致するためにも、精力的に活動しています。

WaterTAPのCEO、ブライアン・マルジェラ(Brian Mergaelas)博士は、「WaterTAPが存在するのは、世界の水技術の中心としてのオンタリオ州の地位を守り抜くためです。我々のチームは、水技術の起業家や水道事業者などが企業や投資家とコネクションを作り、オンタリオの水ビジネスに必要な資金や人材を見つけることを支援しています。」と語っています。

■関連情報
・オンタリオ州全体では、水産業に特化した研究機関が21あり、州政府は2003年以来、成長が見込まれる主力産業として12億カナダドル(約 1,128億円)を投資してきました。
・オンタリオの水産業は22,000人を雇用しており、このうち1,400人はクリーン・テクノロジー部門に属しています。
・グローバル企業では、ヴェオリア・ウォーター(Veolia Water)、GEウォーター(GE Water)、ダナハー(Danaher)などが、オンタリオに拠点を置いています。
こうした世界で展開する企業がオンタリオ州の水部門に関心を持ったきっかけは、同州における大規模な企業買収2件。
ゼノン・エンバイロメンタル(Zenon Environmental):ゼネラル・エレクトリックが7億6,000万カナダドル(約714億4,000万円)で買収、トロジャン・テクノロジーズ(Trojan Technologies):ダナハーが2億4,600万カナダドル(約231億2,400万円)で買収。

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