司馬遼太郎作品電子書籍化第2弾 新選組 土方歳三を描いた代表作『燃えよ剣』6月27日発売決定!

@Press / 2014年6月19日 17時0分

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 株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平尾隆弘)は、6月27日、故・司馬遼太郎さんの代表作のひとつ『燃えよ剣(上・下)』電子書籍版を発売します。司馬さんの作品としては、昨年6月発売の『竜馬がゆく(一~八)』に続く、二作目の本格的な電子書籍化となります。

 古今、多くの作家が挑んできた歴史小説の大テーマ、新選組。その作品群の中でひときわ眩い輝きを放つ巨星こそ、副長・土方歳三を主人公に据えた『燃えよ剣』です。

 本作の連載が始まったのは昭和37年11月、週刊文春誌上においてでした。当時司馬さんは39歳、『梟の城』で直木賞を受賞してから2年後のこと。同じく37年の6月には産経新聞にて『竜馬がゆく』の連載も始まっており、司馬さんの底知れない創作のイマジネーションが、いよいよ本格的に湧き始めた時期といってよいでしょう。昭和39年に文藝春秋新社(当時)より単行本として刊行されて以来、『燃えよ剣』は『竜馬がゆく』や『坂の上の雲』などと並ぶ司馬さんの代表作として、読者の熱烈な支持を受け続けてきました。

 武州から出てきた土くさい田舎剣士、土方歳三。天然理心流四代目の剣豪、近藤勇と出会ったとき、歳三の人生、そして幕末史は回転し始める。近藤局長、土方副長の体制で本格始動した京都守護職配下の新選組。沖田総司、永倉新八、斎藤一らをはじめとする凄腕の剣客が京都の街を震撼させ、歳三の名もあがっていくが――。

「土方歳三という男の人生が完結してから、ちょうど百年になる。この男は、幕末という激動期に生きた。新選組という、日本史上にそれ以前もそれ以後にも類のない異様な団体をつくり、活躍させ、いや活躍させすぎ、歴史に無類の爪あとを残しつつ、ただそれだけのためにのみ自分の生命を使いきった。かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか。」(下巻「あとがき」より)

 司馬さんが自らにこう問いつつ、熱を込めて活写した土方歳三という男。渦巻く時代の激流に抗って剣のみを信じて闘い続け、歴史に名を刻んだ男の生涯が、今、電子書籍という新たな器を得て、再び躍動します。読者を待つのは無類の面白さ。まさに、これこそが小説です。

 約1年前の司馬作品の初電子化となった『竜馬がゆく』は、好調な売れ行きを記録しました。文藝春秋の2013年の電子書籍売上においても、テレビドラマが大ヒットした「半沢直樹シリーズ」原作、『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(池井戸潤)に次ぐ売上を上げています。また、多数の電子書店でランキング1位を記録、根強い司馬人気を裏付けました。

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