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ゴルフクラブに関する特許12件を取得

@Press / 2014年6月26日 10時30分

ゼクシオ エイト ウッド
 ダンロップスポーツ(株)(本社:神戸市、社長:野尻 恭)は、特許庁が進める「事業戦略対応まとめ審査※」に参加して、ゴルフクラブに関する特許出願12件の審査を受けていましたが、このほどすべて特許取得できることとなりました。
これらの特許は、お客様から好評をいただいている2013年12月発売のゴルフクラブ「ゼクシオ エイト」に搭載された「スイング慣性モーメント」技術に関して5件、ヘッド技術に関して5件、シャフト技術に関して2件の計12件です。
特許庁の「事業戦略対応まとめ審査」について、当社は2012年の試行時から毎年利用しており、今年で3回目となります。2012年にはゴルフクラブ「ゼクシオ セブン」に採用の特許10件、2013年にはゴルフボール「ゼクシオ XD-AERO」、「スリクソン Z-STAR」に採用の特許24件についてそれぞれ審査を受け、特許を取得しています。
当社はこれらの技術を、「卓越した技術力で、お客様のスポーツライフをもっと豊かに。」の企業理念の下、他のゴルフクラブやボールにも活かし、お客様のゴルフライフをより充実したものにしてまいります。

※事業戦略対応まとめ審査とは
製品などの実用化に必要な特許出願について、技術分野・出願時期などが異なる複数の出願を、まとめて審査する制度のこと。専門分野の審査官がチームで審査に当たり、出願人が希望する時期に合わせて権利化する。また、事業説明・面接審査を実施し、出願人の意図を正確に把握することで、出願人が希望する権利範囲での権利取得を支援する。

【参考資料】今回特許取得した技術の実用化例

●「ゼクシオ エイト」に搭載
新発想「スイング慣性モーメント」は、クラブ単体ではなく、ゴルファーのスイング全体像を捉えてクラブを設計するという発想です。
プロや上級者のスイングを分析すると、クラブを体に近づけてスイングすることで、ヘッドスピードを上げています。たとえばフィギュアスケートでは、手を体に近づけて回転速度を上げています。
「ゼクシオ エイト」は、プロ・上級者とアマチュアゴルファーのスイングの違いから生まれるヘッドスピードの差を、クラブによって近づけることを目指しました。
これにより、従来モデルよりも効率のよいスイングが実現可能となりました。
・出願番号:2013-249135、2014-030666
      2014-030570、2013-196066、2013-196099 

●「ゼクシオ エイト」シャフトに搭載
「ゼクシオ エイト」専用の「DSTシャフト」は、シャフトの重心位置を従来モデルより10mm手元側に移動させるとともに、1g軽量化しました。これによりグリップ、ヘッドとの相乗効果でスイング慣性モーメントが小さくなり、ヘッドスピードアップが実現できました。
・出願番号:2013-158446、2012-229840

●「ゼクシオ エイト」ドライバーおよびフェアウェイウッドに搭載
クラウン部の薄肉化による余剰重量をソール後方に配置し、重心位置をより深くすることで、高打ち出し、低スピンが可能となりました。これにより従来モデルを超える大きな飛距離を実現しました。また、フェース周辺部の薄肉化により、フェース全体の反発性能が向上。これにより、スイートエリアが従来モデルよりも10%拡大し、平均ボール初速をアップすることが可能となりました。
・出願番号:2013-158965、2013-165484、2013-165483、2013-165482

●「ゼクシオ エイト」アイアンに搭載
ネックとソールが一体となったタングステンニッケルウエイトの新構造を採用。さらなる低重心化により高打ち出し・低スピンを実現しました。
・出願番号:2013-158108


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

ゼクシオ エイト アイアン

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