「数学甲子園2014」の予選に全国から191校379チームが出場を表明!~出場校数は過去最多!77校が初出場~
@Press / 2014年7月4日 10時30分
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2014(第7回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省)の出場チームの募集を、平成26年(2014年)4月22日から開始し、同年6月23日に締め切ったところ、過去最多の191校379チーム(1,571人)が出場の表明をいたしました。
191校の出場校のうち、国公立は99校、私立は92校。およそ4割にあたる77校は初出場です。また、女子の出場者が年々増えており、今年は全体のおよそ2割にあたる300人が女子です。
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校が一堂に会して、数学日本一をチーム(1チーム3~5人)対抗戦によって決めるもので、昨年は159校291チームが出場し、熱戦の末に初出場の「東海高等学校・チーム今でしょ!」(愛知県)が優勝を飾りました。出場校数が増え続けていることを考慮し、今大会から本選出場枠を36チームに拡大しました(昨年は30チーム)。
本年の予選は、8月10日(日)から同月13日(水)の4日間、東京都・愛知県・大阪府ほか、全11都道府県で行われます。予選では、「実用数学技能検定」(数学検定)の準2級から2級(高校1年生から2年生)程度の問題20問(制限時間:60分)に、各チームの選手全員が挑戦します。そのなかから36チーム(平均点上位30チーム+全国6ブロックの各ブロック最上位6チーム)が、9月14日(日)に東京で開催する本選に駒を進めることができます。
数学甲子園2014公式ホームページURL: http://www.su-gaku.net/events/koshien/
【「数学甲子園2014」開催要項】
大会名称 :数学甲子園2014(第7回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
後援 :文部科学省
本選開催日:2014年9月14日(日)
本選会場 :ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区神田駿河台4-6)
備考 :今大会から本選出場枠を36チームに拡大(昨年は30チーム)
予選日程・予選出場校
http://www.atpress.ne.jp/releases/48362/att_48362_1.pdf
※学校の並びは順不同
<予選のチーム編成について>
(1)チームは、同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在学する生徒または学生で編成してください。
(2)各チーム3~5名の選手で編成し、申し込み時にリーダーを1名選出してください。
※学年や男女混成については問いません。
※同一校から何チームでも出場できます。
<本選のチーム編成について>
(1)予選を通過したチームごとに1名の監督が必要です。
(2)監督は、20歳以上かつ選手が在籍する学校の教諭・講師・関係者の方でお願いします(選手の保護者等も可)。
※(2)の条件を満たす監督がいない場合は、リーダーが監督の役割を代行してください。
※本選に出場できるチームは、各学校から最大2チームです。
【数学甲子園とは】
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一をチーム(3~5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。
【競技の流れ】
<予選>
競技内容:出場選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)準2級・2級程度の日本語表記問題を20問
選抜方法:チームの平均点上位30チーム+全国6ブロックの各ブロック最上位6チームの計36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、公式ホームページをご覧ください。
<本選>
●準々決勝
競技内容:チーム全員で問題15問を30分以内に解答します。
出題範囲:15問(日本語表現問題10問、英語表現問題5問)
(1)数学検定2級2次(数理技能検定)程度の日本語表現問題を5問
(2)数学検定準1級1次(計算技能検定)程度の日本語表現問題を5問
(3)数学検定準2級・2級程度の英語表現問題を5問
選抜方法:得点の高い上位15チームを選抜します。
●準決勝
競技内容:チーム全員で問題2問(日本語表現問題2問のうち1問を選択、英語表現問題1問を必須)を40分以内に解答します。
出題範囲:数学検定準1級程度の日本語表現問題・英語表現問題
選抜方法:得点の高い上位6チームを選抜します。
●決勝
◇Stage1:制限時間のなかで、提示されたテーマに沿った問題を創作します。
Stage2で行うプレゼンテーション資料を作成します。
◇Stage2:Stage1で創作した問題についての解説と、相手チームと質疑応答を行います。
Stage1とStage2の総合得点が最も高いチームが優勝です。
【今大会から本選出場枠を拡大!(30チーム → 36チーム)】
出場校数が増え続けていることを考慮し、今大会から本選出場枠を36チームに拡大しました(昨年は30チーム)。まず、チームの平均点の高い上位30チームを選抜します。残りのチームを全国6ブロックに分け、各ブロックの最上位チーム(計6チーム)を選抜し、合計36チームを選抜します(同一校から3チーム以上が該当する場合、同一校内の上位2チームのみ選抜します)。これにより、全国各地からチームが出場することができます。
※すでに上位30チームで2チームの選抜が確定した学校は、ブロック選抜は対象外になります。
ブロック区分詳細: http://www.su-gaku.net/events/koshien/rules/index.html
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も15,000団体を超えました。以来、累計受検者数は350万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシアなどでも実施され(過去5年間で延べ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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