洗濯物の部屋干しの盲点浴室に干したタオルには、カビの胞子が付着していた!

@Press / 2014年7月9日 12時0分

図1
ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)リビングケア研究所は、多くの人が不快に感じている住まいの汚れのひとつであるカビについて研究を進めています。近年、洗濯物の「部屋干し」が一般化する中、梅雨から秋にかけてはカビが増殖しやすいことから、部屋干しした洗濯物にカビが付着することが懸念されます。そこでこの度、部屋干しすることが多いリビング、寝室、浴室に洗濯物を干した際に洗濯物に付着するカビの数を比較したところ、以下のことが明らかになりました。

(1)浴室では、天井にカビが潜んでいることが多いことから、リビングや寝室と比べて100倍以上となる約5,000個ものカビ胞子が洗濯物へ付着する。
(2)浴室の天井に潜むカビを除菌することで、洗濯物へのカビ付着数は減少する。


■研究の背景
浴室のカビを不快に思う人は多く、「見た目」だけでなく、88%の生活者は健康への影響を不安に感じています。当社リビングケア研究所は、浴室のカビを予防する技術開発を進めるなかで、浴室では天井に目に見えないカビが存在しており、黒カビの原因となるカビ胞子が多い場合では一晩に1万個以上も浴室内に飛散しうることを確認し、浴室全体のカビの汚染源となっていることをつきとめました。
一方、当社の調査によると、日常的に洗濯物を室内に干している人は9割にのぼり、干す場所はリビング(43%)、寝室(17%)に続いて16%の人が浴室に干しています。梅雨から秋にかけては、カビが増殖しやすい季節なので、浴室に洗濯物を干した場合、天井から降ってきたカビの胞子が洗濯物に付着することが懸念されます。
そこでこの度、部屋干しした際の洗濯物へのカビ胞子の付着実態について調べました。


■研究の結果
(1)浴室に干したタオルには、天井から降ってきたカビ胞子が付着していた
実験はまず、部屋全体の汚染源になると考えられる天井のカビの量を比較するため、一般家庭5家庭のリビング、寝室、浴室の天井に存在するカビの量を測定(※1)しました。その結果、全家庭において、浴室の天井には10cm四方あたり100~100万個と、リビングや寝室と比べて多くのカビが存在していました(図1)。
次に、5家庭のうち浴室の天井にカビが最も多かったA宅を対象に、それぞれの部屋に干したタオルに付着するカビ胞子の数を測定(※2)したところ、浴室では他の場所に比べて100倍以上となる約5,000個と、最も多く付着していることがわかりました(図2)。

@Press

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