社員の連絡先情報をグローバルに一元管理可能な「Data Federation」の提供開始について~NTT Comのクラウド型サービスと連携可能~
@Press / 2014年7月30日 11時45分
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、NTT Comの企業向けクラウド型コミュニケーションサービスで利用する社員の連絡先情報などを、一元的に共有・管理・更新することができる「Data Federation」について、2014年7月30日より提供開始します。
1. 背景
グローバルに事業を展開する企業などにおいては、同じ会社内、グループ内に複数の社員情報の管理システムが散在し、人事異動や組織変更のつど個別に管理更新することや、情報を統合し活用することが、システムの管理者にとって大きな負担となっているケースがあります。
このような状況を踏まえ、NTT Comは、当社が提供する企業向けクラウド型コミュニケーションサービスを対象に、社員情報を複数のサービス間で一元的に共有・管理・更新ができる「Data Federation」を提供します。これにより、社員データの管理負担を大幅に削減し、常に最新のデータでグローバルシームレスに社員間のコミュニケーションができます。
2. 概要と特長
イメージ画像: http://www.atpress.ne.jp/releases/49294/img_49294_1.png
・「Data Federation」に登録した社員情報(氏名、eメールアドレス、電話番号、所属組織など)を、連携する複数のサービスから参照することができます。
・「Data Federation」は、多くの企業で採用されているディレクトリサービスであるActive Directory(*1)(AD)との接続が可能です。これにより、NTT Com対応サービスを利用する際の、社員情報の初期登録設定作業や、人事異動などによるシステム管理者の更新作業の負担を軽減します。また、ADを利用していない場合でも、CSVファイルによる一括登録が可能です。
・「Bizメール」を利用している場合には、「Data Federation」によって、複数の国/地域をまたぐことでメールアドレスのドメインが異なっている場合でも、組織階層ごとの一覧表示に対応した使い勝手の良いアドレス帳を利用することが可能になります。
3. 対応サービス
<Bizメール(*2)>
NTT Comクラウド基盤を利用した、高機能な企業向けクラウドメールサービス
<Bizメール eスケジューラオプション(*3)>
Bizメールと連携して利用できる企業向けスケジュール管理サービス
<Biz安否確認/一斉通報(*4)>
有事の際に自動で従業員への一斉通報や安否の集計ができるサービス
<Bizグループワーク(企業向けSNS)>(今後対応予定)
プロジェクトに関するコミュニケーションや情報共有が簡単、円滑に実施できる企業向けSNS
<Web電話帳>(今後対応予定)
NTT Comの音声系サービスのオプションサービスとして提供しているクラウド型アドレス管理サービス
スマートフォンやパソコンから「Web電話帳」のアプリケーションを起動して利用
対応サービスは順次追加する予定です。
4. 利用料金
利用料金は無料です。なお、「Data Federation」対応サービスの契約が必要です。(*5)
5. 今後の展開
今後API接続(*6)を通じて、NTT Comのサービスのみならず、他社のクラウド型サービスやお客さま企業のアプリケーションなど接続対応サービスを拡充していく予定です。
*1:Windows Serverの機能で、ネットワーク上に存在する機器やユーザ情報を効率的に管理する仕組みのこと。多くの企業で採用されています。なお、Active Directoryは米国または各国Microsoft Corporationの登録商標です。
*2:国内に加えシンガポール、ベトナム、マレーシアでも「Data Federation」との連携機能を提供。なお「Bizメール」の海外での名称は「Enterprise Mail」。
*3:国内に加えシンガポール、ベトナム、マレーシアでも「Data Federation」との連携機能を提供。なお「Bizメール eスケジューラオプション」の海外での名称は「Enterprise Mail Scheduler」。
*4:「Biz安否確認/一斉通報」で「Data Federation」との連携機能を利用するためには、「Bizメール」の契約が必要です。
*5:AD接続を行う場合には、別途Arcstar Universal One(L3)の契約が必要です。
*6:Application Programming Interfaceの略。アプリケーションを開発する際に、既存の外部アプリケーションやサービスから機能やデータベースを呼び出すためのインタフェース。アプリケーションに必要な機能を外部から呼び出して利用することで、その機能を自らプログラミングすることなく開発に利用できる。
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プレスリリース提供元:@Press
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