プロテニスプレーヤー・クルム伊達公子がみつけた幸福のおまじない『幸福論 Nothing to Lose』を発売!
@Press / 2014年9月18日 11時15分
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2014年9月16日(火)クルム伊達公子著『幸福論 Nothing to Lose』(PHP新書)を発売しました。
■「失うものはなにもない」で迷いが吹っ切れた
稀代のテニスプレーヤーであるクルム伊達公子氏。引退、結婚、不妊、現役復帰を経て、どんな変化が訪れたのでしょうか。全盛期だった26歳で一度引退したあと、バレエ、陶芸、着付け、茶道など、それまで無縁だった稽古事や趣味を満喫したというクルム伊達氏。31歳でレーサーのミハエル・クルム氏と結婚。3年後には不妊治療にも踏み切りますが「努力が通じない、結果が出ない」という試練を味わうことになります。そんななかで行われた、憧れの存在であるナブラチロワ、グラフとのエキシビジョン・マッチ。それがきっかけとなり、37歳の時に選手生活に戻ります。
それは「復帰」ではなく、「未知の領域への新たな挑戦」だった、とクルム伊達氏は語ります。それを後押ししてくれたのは、パートナーの「Nothing to lose(失うものはなにもない)」という言葉。過去を引きずることはない、今自分がやろうとしていることを、一からやればいい――こうしてチャレンジは始まりました。
■愛するものに没頭する「幸せ」を生きている
「常に何かと戦いながら空回りしていた」「テニスが好きでなくなっていた」という現役時代、引退後のテニスから距離を置いた日々、再びテニスに挑戦するまでの葛藤。父や母、そして生き方を変えてくれたパートナーのこと。本書でクルム伊達氏は、これまでの出会いや経験、胸に秘めていた想いを率直に語っています。“幸せへの恐怖”や迷いを抱えた日々を経て、いま彼女がたどり着いた「幸福のかたち」とは?
「年齢じゃない。結果じゃない。愛するもの――大好きなテニスに没頭できる幸福を、私は今自分で努力しながら生み出している。たとえそこに結果がついてこなくてもがんばり続けること、それを継続できることが幸せだと思う」
「歳を重ねることさえ、楽しみである。テニスを、純粋に美しいスポーツ、いいスポーツだと思えるようになった」
(以上、本文より)
ありのままを受け入れ、無我夢中で楽しむ。そして、今ある場所から少しでも前に進むために――
満面の笑みで過ごす「幸福」を感じるためのヒントが満載!
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『幸福論 Nothing to Lose』
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-81942-6
定価:本体760円(税別)
新書判並製/208ページ
ISBN978-4-569-81942-6
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【Profile】
クルム伊達公子(くるむ-だて・きみこ)
1970年生まれ。6歳からテニスを始める。1989年プロテニスプレイヤーに転向。1990年全豪オープンでグランドスラム初のベスト16入り。1993年全米オープンベスト8入り。1994年日本人選手初のWTA世界ランキングトップ10入り(ランキング9位)を果たす。1995年WTAランキング4位。1996年ウィンブルドンではシュティフィ・グラフと決勝進出をかけて2日間の激闘の末、惜敗。同年マルチナ・ヒンギス戦を最後に、26歳で引退。2001年レーサーのミハエル・クルム氏と結婚。2008年4月プロテニスプレイヤーとして「新たなる挑戦」を宣言。「クルム伊達公子」名で選手登録。復帰初年、全日本選手権シングルス・ダブルス制覇。その後、世界ツアーへ挑戦の場を移し、活躍している。エステティックTBC所属。
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プレスリリース提供元:@Press
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