アイマム社、管理職向けコミュニケーションプログラム「180日間マネジメント変革研修」を開始 ~ 大手鉄鋼メーカーグループが数年間の採用を決定 ~
@Press / 2014年10月15日 11時0分
営業変革プロジェクトの研修やコンサルティングを提供する株式会社アイマム(本社:東京都港区、代表取締役:嶋谷 光洋、 http://www.i-mam.co.jp/ 、以下 アイマム社)は、管理職向けコミュニケーションプログラム「180日間マネジメント変革研修」を開発しました。
本プログラムは、上司と部下の「関係の質」を向上させ、チームとしての価値を創造し、結果を生み出すことを目的としています。大手鉄鋼メーカーが、グループで数年間の長期プロジェクトとして本格的な採用を決定しました。
■「180日間マネジメント変革研修」について
「180日間マネジメント変革研修」は、管理職向けコミュニケーション研修として一般的に行われている上司の部下対応スキルの習得とは異なり、関係力構築・向上に重点を置いています。上司と部下、長期的には上司と組織、組織と社外関係者との「関係の質」を高めることを目的としており、まずは管理職が部下と向き合い、言うべきことは言える、互いを尊重しながら新しい価値が創造される関係の質が高いチームがつくれるように行動変容を促します。
■アイマム社 代表取締役 嶋谷 光洋のコメント
「私達が開発した研修は、組織の成功循環モデル(*1)をベースとしており、チームの潜在力を引き出し、高いチーム力を構築する内容となっています。チームで仕事をするには『関係の質』を構築する必要があります。チームの関係がよいと、相談や改善・提案がなされ、期待以上の成果が出るからです。逆に関係が悪いと、最低限のその場しのぎの仕事になってしまいます。この研修では、『関係の質』に気づき、行動改善に結びつけるためのさまざまな仕掛けをしています。例えば、ボールを使った演習ではチーム力を上げるための目標や創意工夫について考えていただきます。目隠し演習では、全体像の把握や的確な指示のあり方を相手の立場に立つ体感をしながら管理職の方々に考えていただきます。いずれも身体と頭を使いながら身につけるプログラムになっています。経験学習を重視する理由は、成人における学びは、直接体験が70%という『経験学習モデル』(*2)に基づいています。このような経験学習を通して、日常業務への改善に反映させていきます。」
今回開発した「180日間マネジメント変革研修」は、集合研修と定期的な現場チームをフォローするプログラムを組み合わせた内容で、詳細は次の通りです。
■「180日間マネジメント変革研修」概要
(1) 集合研修(8時間×2日間、24名)
<目標>
この2日間の集合研修では、協働関係を築く双方向コミュニケーションの基礎を学習し、自分自身を振り返ること、そこから自分らしい指針を作り、職場で仲間と共に第一歩を踏み出すところまでを目指します。
<内容>
1日目は、ボールを使った演習や目隠し演習により、目標達成に必要なチームワーク、上司のリーダーシップや部下のフォロワーシップについて考えます。2日目は、部下役の話をじっくり聞く、各自が人生における過去・現在・未来を描くライフヒストリーグラフ(*3)を作成し、それについて聞くといった「傾聴」の訓練を実施します。
(2) 現場チームへのフォローアップミーティング(3時間×4チーム×6回)
<目標>
集合研修で学んだことを現場に落とし込み、管理職が現場で実際の問題について解決する力を身につけます。実践支援施策としての位置付けになります。
<内容>
アクションラーニング(質問会議)(*4)コーチのファシリテーションにより、集合研修に参加した管理職6名が集まり、職場で起きている課題について質問しながら、解決策を出し合います。
■本プログラム参加者の声
「部下が仕事に価値を見いだせていないことが課題だと認識し、一緒に改善計画を作ることに着手。取り組みの期限を決め、在庫管理や倉庫管理の問題について討議を重ねながら、提案書を作り、手順書も作成。オープンに部下と対話することで自分の考え方がポジティブになり、結果として部下にも積極的に働きかけができるようになりました。問題を深堀する質問スキルを持つファシリテーターの存在は大きかったと思います。」
本プログラムの基本料金は、180日間で700万円からです。アイマム社は多人数を対象としたプログラムを得意としており、これまでにも大手メーカーで人材育成による業績向上の成果を出しています。180日間といった限られた期間で一定の成果を出すプロジェクト型サービスを軸に今後も様々な業種での取引先拡大を目指します。
*1 組織の成功循環モデル
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム氏が提唱。相互理解と尊重がし合える「関係の質」を上げると「思考の質」が高まり、お互いを助け合い、アイディアが生まれる。そうすると自発的な行動やチャレンジをする「行動の質」が生まれ、成績や売上が伸びる「結果の質」が生まれ、組織の関係が良くなるとする循環モデル。
*2 経験学習モデル
体系化・汎用化された知識を受動的に習い覚える知識付与型の学習やトレーニングと区別し、「経験→省察→概念化→実践」という4段階の学習サイクルを「経験学習モデル」理論という。組織行動学者のデービッド・コルブが提唱した考え方。
*3 ライフヒストリーグラフ
ライフヒストリーグラフとは、過去・現在・未来の自分をグラフによって可視化したもの。過去において一番よかった状況と一番悪かった状況を明確にすることで自分自身を客観的に分析する。アイマム社では、このライフヒストリーグラフを相手に聞いてもらうことで自己開示を促す。
*4 アクションラーニング
グループで現実の経営課題の解決を実践する教育研修手法。緊急性がありかつ重大な現実における問題を経験し、チームで問題点を捉え、振り返り、分析し、解決方法を探り、行動を起こすという一連のプロセスを体験する学習。「質問」をベースに進めていくことで、個人、グループ・組織の学習する力を養成する。リーダーシップの開発や、チームビルディングなどに効果を発揮する。ジョージ・ワシントン大学大学院のマーコード博士によって開発されたため、「マーコードモデル」とも言われている。
※アクションラーニングは、2005年アイマム社で商標登録。
【アイマム社について】
社名のアイマムの由来は「お母さん」。母親のような愛情と厳しさで自立型人材を育成したいという理念から命名。企業ビジョンは、朝起きて元気に会社に行きたくなる「社員が主役の会社づくり」に貢献し、100万人のビジネスパーソンを元気にすること。2000年にOJTを効果的に行うメソッドOJCを開発し、商標登録をした。2003年他社に先駆けてアクションラーニング事業開始。2004年には提携講師・コーチ・コンサルタントが200名を超える。成果にコミットしたストーリー性と継続性のある研修企画運営を得意とする。2005年営業コンサルティング事業を開始。現在の主力事業は、「180日間営業変革プロジェクト」、マネジメント・コミュニケーション研修。これまでの主な取引先は、大手食品メーカー、大手小売業、大手化粧品メーカー、大手通信会社等。
名称 : 株式会社アイマム
代表者 : 代表取締役 嶋谷 光洋
本社 : 〒105-0013 東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエアStudio1407
設立 : 2000年
事業内容: 経験学習をベースにした期間をおいた学習による人材育成
URL : http://www.i-mam.co.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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