アマチュア世界一を決定する、ペア碁誕生25周年記念大会「第25回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会」開催

公益財団法人 日本ペア碁協会(以下 日本ペア碁協会、所在地：東京都千代田区、理事長：松田昌士)は、2014年10月25日(土)から10月26日(日)の2日間、第25回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会を開催します。ペア碁誕生から25年目を記念した本大会は、世界21の国と地域からアマチュア強豪選手が集結し、ペア碁世界一を決定します。また記念大会にふさわしく、人気放送作家の小山薫堂氏が作詞を手がけた「ペア碁の歌」の完成披露や、世界的デザイナーであるコシノジュンコ氏が審査委員長を務める、出場選手を対象としたベストドレッサー賞の発表、日本・中国・韓国を代表するプロ棋士ペアによる「日中韓プロ棋士ペア碁特別記念対局」の開催や日本・中国・韓国・中華台北・タイの大学生がペア碁世界一を争う「第1回 世界学生ペア碁選手権大会」等様々な催しを開催します。


■第25回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会　スケジュール
2014年10月25日(土)：開会式・本戦・親善対局・前夜祭
2014年10月26日(日)：本戦・表彰式

2014年10月25日(土)
9:00～10:00　競技受付・組み合わせ抽選
10:00～10:30　開会式・競技説明
10:30～12:00　本戦第1回戦
14:00～16:15　親善対局
16:30～18:30　日中韓プロ棋士特別記念対局
18:30～20:30　前夜祭

2014年10月26日(日)
8:00～ 9:00　競技受付、組み合わせ抽選
9:00～ 9:30　開会式、競技説明
9:30～17:30　本戦2回戦～優勝決定戦、ハンデ荒木戦1回戦～4回戦、
　　　　　　　世界学生ペア碁選手権大会1回戦～決勝戦
18:00～20:00　表彰式・パーティー

会場
ホテルメトロポリタンエドモント
〒102-8130　東京都千代田区飯田橋3-10-8
TEL：[phone]／FAX：[phone]


【参考資料】
■ペア碁とは
日本生まれの「マインドスポーツ」で、二人が組を作って対戦する囲碁競技。原則として男女のペア同士で対局を行う。ペアの二人はパートナーと称し碁盤を挟み対局するペアと向かい合うようにパートナー同士は並んで着席する。着手する順番は●女性→○女性→●男性→○男性→・・・の順とし、この一巡を正規のローテーションと称す。対局者は対局中、着手以外の方法(相談、身振り等)でパートナーとの意思の伝達やアドバイス等の情報交換を禁止している(投了の相談と手番の確認のみ例外)。ペア碁は知力を競い、エチケットを尊重する紳士・淑女のペアゲームであり、男性は上着にネクタイ着用を、女性はジーンズやスニーカー等のカジュアルな服装を控えるよう義務づけている。


■スポーツとしてのペア碁
身体能力を競う「フィジカルスポーツ」に対して、思考力や計算能力を競うスポーツが「マインドスポーツ」である。ペア碁は2010年に中国・広州市で開催された「第16回 アジア競技大会」において正式種目として採用され、10カ国・地域17組34名の選手が参加した。また、2012年中国・北京市で開催された「第2回 スポーツアコード ワールドマインドゲームズ」では9カ国・地域8組16名が、翌年2013年韓国・仁川で開催された「第4回 アジアインドア・マーシャルアーツ ゲームズ2013」では11カ国・地域の選手が、また同年中国・北京市で開催された「第3回 スポーツアコード ワールドマインドゲームズ」では9カ国・地域8組16名がペア碁競技に参加。ペア碁は、マインドスポーツとしての確固たる地位をアジアを中心に世界に拡げている。


■国際親善活動としてのペア碁
第25回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会では、様々な国際親善対局が行われる。「日中韓プロ棋士ペア碁特別記念対局」では、日本からは、謝依旻 六段・井山裕太 九段ペアと小林泉美 六段・張栩 九段 夫婦ペアが出場。中国の張★ 八段・常昊 九段夫婦ペア、韓国の李夏辰 三段・曺薫鉉 九段ペアと対局する。対局は公開で行い、また24世本因坊秀芳と小川誠子 六段による日本語版、マイケル・レドモンド 九段による英語版の大盤解説会も同時に実施。また、「第1回 世界学生ペア碁選手権大会」では、癸生川聡さん(早稲田大学)・塚田花梨さん(立命館大学)の第58回 全日本学生本因坊決定戦、第50回 全日本女子学生本因坊決定戦優勝者ペアと堀井勇佑さん(慶應義塾大学)・佐藤瑛穂さん(共立女子大学)ペアが日本代表として出場。本大会は、来年以降、ヨーロッパやアメリカ代表も招待し、規模を拡大して継続実施の予定である。このように、ペア碁や大会開催によるアジアだけでなく世界中での国際文化交流を推進し、融和と親睦を醸成することを目指している。

※機種依存文字のため“★”を使用しております。また、正式には王偏に「旋」と記載します。

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プレスリリース提供元：＠Press