<ラブレ菌のインフルエンザ予防作用のメカニズムに関する研究>ラクトバチルス・ブレビス・KB290(ラブレ菌)が作り出す多糖(EPS-b)に免疫力を高める効果があることを確認

@Press / 2014年11月11日 15時0分

図1 ラブレ菌と免疫について
カゴメ株式会社(社長:寺田直行、本社:愛知県名古屋市)は、弊社保有の植物性乳酸菌ラクトバチルス・ブレビス・KB290(以下 ラブレ菌)が作り出す独自の多糖(EPS-b)が、免疫力の向上に寄与していることを、マウスを使った試験により明らかにしました。
弊社では、ラブレ菌の継続摂取によるインフルエンザ予防作用を確認しており、この結果を裏付けるものとして、本研究では、ラブレ菌が免疫力を高めるメカニズムについて調べました。


■ラブレ菌のインフルエンザ予防作用について
当社は昨シーズンの冬、栃木県那須塩原市で2,926名の小学生を対象とした調査を行い、ラブレ菌の継続摂取によって、インフルエンザに感染するリスクを低減できる可能性があることを明らかにしました(※)。地域的な影響を考慮した狭い範囲内での大規模調査は世界でもめずらしく、科学的にも有意義な結果が得られました。インフルエンザ予防作用に関する研究成果はLetters in Applied Microbiology(イギリスの学術専門誌)に受理されており、信憑性が裏付けられております(論文受理日:2014年10月6日)。
※2014年1月後半~3月前半にかけて登校日に毎日、1日80ml飲用


■ラブレ菌と免疫について
ラブレ菌は、ウイルスやがんから体を守る力(細胞傷害活性、インターフェロン‐α産生能、抗体産生)を高め、免疫力を向上させることがわかっています(図1)。
※「日本食品免疫学会第9回学術大会」(2013年)で発表

図1 ラブレ菌と免疫について
http://www.atpress.ne.jp/releases/53554/img_53554_1.jpg


■本研究の概要
ラブレ菌の特長の一つとして、独自の多糖を作り出し、自身の細胞表層にまとうことがわかっています。この細胞表層に結合する多糖を細胞表層結合型菌体外多糖(cell-bound exopolysaccharide;以下 EPS-b)と呼びます(図2)。本研究では、このラブレ菌独自のEPS-bがインフルエンザ予防作用のような、免疫力を高める作用に関わっているかを明らかにすることを目的として行いました。

図2 ラブレ菌とEPS-b
http://www.atpress.ne.jp/releases/53554/img_53554_2.jpg


■まとめ
◆ラブレ菌が作り出す独自の多糖(EPS-b)は、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃する力を高め、インフルエンザ予防作用のような、体の免疫力を高める作用に関与していることが示唆されました。
◆本研究の論文はJournal of Applied Microbiology(イギリスの学術専門誌)に受理されています。
※論文受理日:2014年10月20日、論文公開日:2014年11月6日(同雑誌の電子版)
◆本研究成果は、日本乳酸菌学会2014年度大会(2014年7月17日~7月18日)で発表いたしました。

@Press

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