エコモットとアットマークテクノ~道内企業が連携 ワンストップでIoTを実現するサービス開始
@Press / 2014年11月11日 17時30分
エコモット株式会社(本社:札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)と株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:実吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、IoT用途向けサービスについて協業します。
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とは、従来は個々に使用されていたセンサや機器をインターネットにつなぐ技術です。温度計や湿度計などの計測器、スイッチやタグなどさまざまな“モノ”をインターネットに接続することで、遠隔操作や状態監視が可能となり、さらに“モノ”から得た情報を分析することを通じて新しいサービスが実現すると期待されています。ただし、実際にIoTサービスを実現するには、各種機器・センサのインターフェースとどのように接続するかといった組み込みシステムの知識から、クラウド連携やアプリケーション開発などWebシステム構築やユーザーインターフェース設計まで、幅広い知識・経験が求められます。そのため、いざ事業化する際には技術的な障壁となるケースが多いのが実情です。
エコモットとアットマークテクノは、クラウドプラットフォームサービス「FASTIO(ファスティオ)」(エコモット提供)とIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT(アルマジロ・アイオーティ)」(アットマークテクノ製)とを組み合わせ、機器・設備の接続からインターネット接続、クラウド連携、アプリケーション開発までを一括して提供することで、技術的な障壁を取り除き、事業化の促進をバックアップするサービスを提供します。
■2社の連携によるサービスの特長
<特長1>お客様の要望にワンストップで対応
FASTIOは、“機器・設備につなげるだけでIoTをスタートできる”のが大きな特徴です。センサ・機器への接続、クラウドプラットフォーム上のアプリケーションのユーザーインターフェースのカスタマイズ開発などにも個別対応可能で、センサからクラウド連携まで、お客様の要望に合わせてワンストップで提供します。
<特長2>3G対応・拡張自由度が高くさまざまな機器を接続できるIoTゲートウェイを採用
センサ・機器とインターネットとの接続をスムーズに仲介するには、3Gモバイル通信でネットワーク接続ができ、かつ各種の機器のインターフェースに柔軟に対応できるゲートウェイの存在が不可欠です。3G対応のIoTゲートウェイArmadillo-IoTは、専用のアドオンモジュールを差し替えて各種の機能を簡単に追加できる拡張性の高さが特長です。シリアル(RS232C/422/485)や接点入出力の他、昨今注目されているWi-SUNやEnOcean、BLE(Bluetooth Low Energy)などの無線規格に対応したアドオンモジュールも用意され、多様な機器を接続することが可能です。
<特長3>すぐ始められる~スモールスタートに最適
FASTIOは、機器を接続し、クラウドプラットフォーム上で登録するだけですぐにスタートできるのが特長です。端末・ユーザー管理、ログデータ管理、接点監視、データ連動アラート設定、画像履歴管理、GPSを利用した移動体管理、走行情報の統計・分析、帳票の出力などの各Webアプリケーションがあらかじめ用意されており、インストールや複雑な設定なしで、ログインするだけですぐに利用することができます。初期費用0円[*1]で1アカウント月額980円からクラウドプラットフォームを利用できる格安プランも用意されているので、少額の予算でスモールスタートしたい場合にもマッチします。
[*1]手数料3,000円が必要です。
本サービスは、2014年12月よりエコモットが窓口となって提供を開始します。両者は今後、遠隔監視システムなどに多数の導入実績があるエコモットの提案力と、組み込みプラットフォーム分野で培ったアットマークテクノの技術力を組み合わせ、より使いやすいサービス提供に向けて協業を進めていく予定です。
■エコモット株式会社について
エコモット株式会社は、札幌に本社を持つIoT専業ソリューション・プロバイダーです。創業以来一貫してモノのインターネットに関連するソリューションを展開していることから、ロードヒーティング、建設、防災・減災などのバーティカル市場に向けたIoTビジネスにおける長期運用実績に特徴があります。各種ソリューションビジネスで培ったノウハウを基にIoTプラットフォーム「FASTIO」を展開し、IoTをビジネスに利用する際に生じるユーザー負担を大きく軽減しながら、データを収集・分析することで生まれる価値の提供に集中することが可能なプラットフォーム環境を提供しています。
エコモットの詳細は、 http://www.ecomott.co.jp/ をご覧ください。
■株式会社アットマークテクノについて
アットマークテクノは、札幌に本社を構える組み込みプラットフォームの開発メーカーです。ARM搭載組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」、FPGA搭載「SUZAKU(朱雀)」の2ブランドを展開しています。Armadillo-IoTは、Armadilloの技術を応用して開発されたIoTゲートウェイです。データロガーや監視・制御機器などに幅広く差利用されているArmadilloの特長を踏襲し、省電力・耐環境性に配慮した堅牢な設計です。また、Linuxプリインストールでカーネルやデバイスドライバ、基本的なアプリケーションはオープンソースソフトウェアとして提供され、開発環境も無償公開しています。
アットマークテクノの詳細は、 http://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。
※「Armadillo」「SUZAKU」は、株式会社アットマークテクノの商標または登録商標です。その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。TMおよびRマークは記載していない場合があります。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
IoT・エッジからクラウドまで対応、組み込みデータベース「Actian Zen v16」の販売を2024年12月20日開始
@Press / 2024年12月24日 10時0分
-
データセンターのパフォーマンスと運用効率を向上させる「Data Center OS」に注目!X1Studio、「スマートビルディングEXPO 2024」に出展
ITライフハック / 2024年12月13日 11時0分
-
Nordic Thingy:91 X、セルラーIoTとWi-Fi位置測定のプロトタイピングを効率化
PR TIMES / 2024年12月11日 10時45分
-
IoT向け開発支援サービスを開始 アプリ「VNETプラス」を活用し、安全なエンドツーエンド暗号化通信を実現
PR TIMES / 2024年12月9日 19時15分
-
STマイクロエレクトロニクス、スマート・センサを使用したAIoT機器の開発を加速させるウェブベースのツールを発表
PR TIMES / 2024年11月30日 18時40分
ランキング
-
1女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
212月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
3ローソン、東京など一部店舗で販売する“氷”を自主回収へ ガラス片混入の恐れ
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 20時51分
-
4昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
-
5なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください