『世に棲む日日』『翔ぶが如く』など 司馬遼太郎さんの歴史小説5作品の電子書籍版、11月28日より予約開始!

@Press / 2014年11月28日 9時30分

世に棲む日日(一)
株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松井清人)は12月12日(金)、故・司馬遼太郎さんの歴史小説5作品の電子書籍版を発売するのに先立ち、11月28日(金)より電子書店にて予約を順次開始いたします。

今回発売するのは、『世に棲む日日』全4巻、『翔ぶが如く』全10巻、『十一番目の志士』上下巻、『幕末』、『酔って候』(『世に棲む日日』『翔ぶが如く』『十一番目の志士』は、全巻を1コンテンツにまとめた合本版も発売します)。いずれも幕末から明治初年にかけての激動の時代を舞台にしたもので、司馬さんの小説としては『竜馬がゆく』『燃えよ剣』に続く電子書籍化となります。

『竜馬がゆく』『燃えよ剣』とも、電子書籍版の発売以来、各電子書店において高い売れ行きを示しています。今回のラインナップは、「司馬さんの本を電子書籍で読み返したい」「電子書籍で初めて司馬さんの本に出会った。他の作品も読んでみたい」という読者の声に応えられる、充実したものになっています。


『世に棲む日日』の主人公は松下村塾主宰・吉田松陰とその弟子・高杉晋作。幕末の長州藩において倒幕の主動力となったこのふたりを中心に、維新前夜の青春群像を描いた怒濤の歴史長篇です。ちなみに2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は松陰の妹、文(ふみ)。文が嫁いだ久坂玄瑞も本作では重要な位置を占めます。その点でも注目の作品です。

『翔ぶが如く』は新聞連載4年半、文庫本にして10巻に及ぶ、まさに司馬さん畢生の大長篇。西郷隆盛と大久保利通、ともに薩摩藩の下級藩士の家に生まれ、幼い時分から机を並べ、水魚の交わりを結んだ二人は、長じて明治維新の立役者となりました。しかし、やがてふたりは“征韓論”をめぐって鋭く対立、それは国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆきます。ふたりの傑人を中心軸に、維新から西南戦争までの激動を活写します。

さらに、司馬さんが創出した天堂晋助という剣士を主人公に据えた『十一番目の志士』。清河八郎、吉田東洋など12の暗殺事件を描いた短篇連作『幕末』。土佐の山内容堂、薩摩の島津久光ら幕末賢侯の実像を司馬さんならではの歴史眼で浮き彫りにした『酔って候』。いずれも司馬ファン、歴史小説ファンのみならず楽しめる傑作揃いです。


「江戸時代が終焉する瞬間まで、日本という文明は特異すぎた。その体制が、一朝、爆(はじ)けるような唐突さで崩壊し、国際社会に入るという、いわば“普遍化”を遂げるべく太政官が誕生した。明治維新から同十年までの変化は、文明の一変という震度の大きさにおいて、フランス革命やロシア革命よりもはるかに大きかったのではないか。」(「『翔ぶが如く』について」より)

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