「フィリピン観光年2015」 日本に対する観光・語学留学・企業研修の受け入れ体制の強化傾向
@Press / 2015年1月30日 15時0分
フィリピン政府観光省(DOT)は、2015年を「フィリピン観光年」とし、フィリピン国内にて観光を盛り上げるべく、アート、カルチャー、エンターテインメントなど、観光客向けの様々なイベントを開催する他、語学留学やビジネス訪問の機会となるイベントの開催も予定しています。
2015年1月15日から19日にはローマ法王がフィリピンを訪問し、600万人のカトリック信者がマニラに集まりました。また、本年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)はフィリピンで開催され、2015年11月には首脳会議がマニラにて行われる予定です。さらに、日本においては都内のJRや地下鉄の電車広告およびSNSをはじめ、2月実施のイベント「さっぽろ雪まつり」など様々なメディアによるプロモーションを行います。
当取り組みでは、観光のみならず、留学生や企業研修などが目的の日本人訪問者の受け入れ体制を強化すべく、旅行パッケージの充実、エアラインの日本路線拡充、空港の整備を進めています。本年はグランドハイアット、コンラッドやマリオットなど、日本人にとって馴染みの深い国際ブランドのホテルがオープンする他、2018年には日本資本である「ホテルオークラ」が統合型リゾートで「ホテルオークラマニラ」を開業する予定です。また、日本において英語を公用語化する企業が急増していることに対し、フィリピンへの語学留学や企業研修のパッケージも拡充しています。
本年は、フィリピンへの日本人渡航者数50万人を目指し、引き続き各施策の強化に取り組んで参ります。
フィリピン観光年ウエブサイト http://visitph2015.com/
フィリピン政府観光省ウエブサイト http://www.premium-philippines.com/
【トピック(1)】語学留学・企業研修
昨今、英語を公用語化する企業が増え、TOEICやTOEFLなどのスコアが重視されるようになっています。たとえば、大手タクシー会社は2015年1月から乗務員の短期語学留学制度を拡充するなど、その需要の高まりを表しています。人口の9割が英語話者であるフィリピンは、個人指導の英語学習でそのレベルの高さに定評があり、また、欧米の語学留学費用の約4分の1で留学が可能という環境です。日本から約4時間と近く、近年は路線数が増えて利便性も高まっています。
このような環境でのフィリピン語学留学・企業研修を日本に広めるべく、各旅行会社と語学留学パッケージの醸成や、信頼のあるフィリピン語学留学クチコミサイトの構築などが進められています。
【トピック(2)】LCCが成田に就航
フィリピンの大手航空会社フィリピン航空は国土交通省などによる制限緩和を受けて、2013年末から2014年にかけて日本路線を大きく拡充。現在、1週間当たりの便数が67便となっています。
そして、フィリピンの格安航空会社(LCC)セブパシフィック航空は2015年3月26日より成田/セブ線を開設します。(火、木、土、日に運航)座席数は185席、運賃は片道6,299円からとしており、同路線を運航する他社よりも約60%安価な設定となっております。またマニラのニノイ・アキノ国際空港第1ターミナルのリノベーションや、リゾート施設が集中するパングラオ島に新空港を建設するなど、空港の整備にも力を入れています。日本にとって、フィリピンがより一層身近な訪問場所になることが見込まれます。
【トピック(3)】日本資本ホテルがフィリピンに進出
2015年よりフィリピンに多くの国際ブランドホテルが次々にオープンする予定です。2015年にコンラッドやマリオット、グランドハイアット、シャングリ・ラなどが開業、2017年にはシェラトンやヒルトンなども開業予定です。
そして、2018年には統合型リゾートに「ホテルオークラマニラ」を開業する計画が進んでいます。パラケーニャ市のベイエリアに建設される複合施設内に入り、ニノイ・アキノ国際空港からは約3kmの距離に建設され、予定地のマカティ地区間では高速道路も建設される予定です。フィリピン統合型リゾートの華やかさとホテルオークラならではの「和のおもてなし」を融合しつつ、最先端の設備を導入します。ホテルの客室は380室、宴会・会議場は4室を予定しております。
ホテルオークラの進出を通して、フィリピンに日本のおもてなしの普及が期待できる他、日本からの訪問者が安心して滞在できる環境を整えて参ります。
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プレスリリース提供元:@Press
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