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京セラ独自の店舗、ビル向けファストデマンドレスポンス※1の実証試験を開始

@Press / 2015年4月24日 16時45分

京セラ株式会社(社長:山口悟郎、以下京セラ)は、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募する「平成26年度次世代エネルギー技術実証事業費補助金(補正予算に係るもの)」において、このたび「ネガワット取引※2に係るエネルギーマネジメントシステム構築と実証」事業者として採択されました。
これを受け、京セラでは、2016年の電力小売全面自由化後や2017年に予定されているネガワット市場創設に備え、自動デマンドレスポンス(以下 ADR)のシステム構築と有効性評価を行うべく、実証試験を実施してまいります。

■事業の概要と目的
当社は、昨年10月より、日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:マーティン・イェッ
ター)、株式会社東急コミュニティー(社長:岡本 潮)とともに、電力逼迫時に発電事業者がアグリゲータに協力を求めて需要家が電力使用量を減らし、電力需給バランスを自動で調整する仕組みであるADRの実証試験を実施し、住宅・マンション向けデマンドレスポンス(以下DR)要請の手順・流れ・制御の確認等を行い、空調制御、蓄電池制御それぞれの削減参考値の算出まで行いました。
新たな実証試験では、ファストデマンドレスポンスにおける自動化システムの有効性と、ネガワット取引の事業性を検証してまいります。実証事業の主な目的は以下の3点です。実証フィールドは、食品スーパーマーケット、ビル、工場の計12ケ所で、事業期間は本年4月から2016年3月までの計画です。

1. スーパーマーケット等に導入された空調・蓄電池の自動制御システムによるファストデマンドレスポンスとしての価値の実証・改善

2. アグリゲータの需要調整技術の確立

3. ネガワット取引における運用・作業コストの削減

京セラは、来る電力小売り全面自由化に向けてオフィスや商業施設、マンションなど集合住宅への展開を想定したビジネスモデルの構築を目指すとともに、アグリゲータ事業の強化に取り組んでまいります。

※1 DR要請から反応までを短時間(高速/FAST)で行うものをいいます。
※ 2 節電実績に応じてインセンティブなどを受け取れる仕組み


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プレスリリース提供元:@Press

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