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小型軽量・低遅延/低ビットレート対応の高画質映像・音声伝送装置を本格的に販売開始

@Press / 2015年5月12日 9時30分

株式会社テクノマセマティカル(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田中 正文)は、このたび、当社が自主開発した小型軽量・低遅延/低ビットレート対応の高画質映像・音声伝送用装置(送信機・受信機)を、2015年5月に開催される組込みシステム開発技術展(東京ビッグサイト)に出展し、本格的に販売開始することを発表致します。


■開発の意図
昨今、映像及び音声のリアルタイム伝送を行うアプリケーションにとっては、伝送遅延の発生や伝送帯域の制限が大きな問題となっております。
当社は、2012年に放送局を対象とした低遅延伝送装置を開発販売しており、伝送帯域の制限に伴う遅延の発生に関して市場の要求が高いことから、性能を更に向上させながら小型軽量な装置を開発。2014年10月からのテスト販売を経て、お客様のご要望の強い機能を搭載して、このたび正式販売を開始します。


■製品の特長
◎当社オリジナルコーデックによる伝送データの高秘匿性
◎小型軽量:本体重量1.3kg(送信機及び受信機各々)
◎低ビットレート:最大3Mbps~128Kbps
◎低遅延:100ms(装置間)
◎インターカム対応
◎自動可変レートコントロール等
◎バッテリー駆動可能

当社独自のアルゴリズムであるDMNA(Digital Media New Algorithm)[※1]を使用して開発したオリジナルコーデックは、以下のような特徴があります。
・演算量を大幅に削減し、安価な環境でもリアルタイム・エンコード/デコード処理を実現
・高画質、小型化、高速化、低消費電力を実現
※1 DMNAとは、負荷が重い演算処理を、数学的手法を組み合わせることで演算の負荷を大きく減らし、画質や音質を損なうことなく高速処理をすることを可能にする計算手法です。

主な用途は、以下の市場等が想定されます。
・業務用放送用途(リアルタイムかつ、高画質が要求される中継等)
・監視用途(緊急に設置し、現場のリアルタイム情報を必要とする用途等)


■主な仕様(送信機/受信機 共通)
映像入力    :HDMI又はHD-SDI
         1920×1080 60i/59.94i/30p/29.97p
音声入力    :HDMI又はHD-SDI Embedded 2ch
         16bit 48KHzサンプリング
         16Kbps/32Kbps/64Kbps/128Kbps/192Kbps
伝送ビットレート:128Kbps~3Mbps
電源      :DC12V(ACアダプター対応) バッテリー駆動可能
本体重量    :1.3kg
映像出力    :HDMIのみ(受信機)


■第18回組込みシステム開発技術展のご案内
開催日:2015年5月13日(水)~5月15日(金)(午前10時~午後6時)
    ※最終日のみ午後5時まで
場所 :東京ビッグサイト西展示棟
当社出展ブース番号:1-67


■株式会社テクノマセマティカルについて
テクノマセマティカルは、2000年6月に東京大学客員教授で工学博士の田中 正文によって東京都品川区に設立、2005年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場致しました。数学の専門家とエレクトロニクス技術者が結集した画像と音声を中心にしたアルゴリズム・スペシャリスト集団です。

社名    : 株式会社テクノマセマティカル
設立    : 2000年6月
代表者   : 代表取締役社長 田中 正文
資本金   : 2,031百万円
本社所在地 : 東京都品川区西五反田2-12-19 五反田NNビル 7階
URL     : http://www.tmath.co.jp

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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