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倒産リスクを判別する格付ロジックを改定!格差拡大や消費増税などによる経済環境のさらなる変化に対応

@Press / 2015年5月18日 12時0分

 与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下 リスモン、本社:東京都中央区、 http://www.riskmonster.co.jp )は、金融緩和や消費増税による経済環境の変化などに対応し、「RM格付」の格付ロジックを2015年5月17日に改定いたしましたので、お知らせいたします。


 RM格付は、リスモンが有する日本最大級260万件の企業群に対して信用力が高い順にA、B、C、D、E1、E2、F1、F2、F3の9段階を付与している与信指標です。倒産実績に裏付けられた当社独自の指標であり、現在約4,900会員の与信管理の現場でご利用いただいているリスモンのメインサービスの一つです。


■改定する背景
 リスモンでは景気の動向や経済環境の変化により移り変わる倒産のトレンドに合わせて、半年に1回、定期的にRM格付の審査基準にあたる格付ロジックを改定しておりますが、今回は、次の3点を主な背景として、改定することといたしました。

(1) 金融緩和などの政府の経済政策によって、株価の上昇や円安ドル高が進み、大手企業を中心に景気が好転基調にある一方、地方や中小企業などでは景気の好転はまだまだ一息感がある中で、今後は、景気拡大期における運転資金や設備資金などの資金需要を原因とした資金繰り難や格差拡大における不況業態の倒産の増加が見込まれるなど、倒産原因の幅が広がる見込みであることから、今一度倒産分析を強化する必要性が高まっていると考えられること。

(2) 2017年4月からの実施が明言されたさらなる消費増税など、今後も経済環境の変化が予想され、企業の資金繰りにも負担が生じる恐れがあることから、景気の変化に伴う業績や資金繰りの変化などについて、分析を強化する必要があること。

(3) 企業データおよび倒産データの蓄積によって、分析力が一段と高まったこと。

 今回のRM格付のロジック変更に伴い、RM格付の倒産判別力(全倒産に占める低格付先の割合)は、E・F格を合わせた警戒領域で、約0.4ポイント(91.2%→91.6%)上昇することが予想されます。今後もリスモンは会員様の与信管理業務の精度および効率性の向上にお役立ていただけるようサービスの改善に取組んでまいります。


■RM格付とは
 リスモンでは企業を大きくA~Fの6段階(細分化で9段階)に格付しております。この格付は、倒産実績に裏付けられた独自指標で、A格の企業は倒産確率が低い、つまり倒産しにくい企業、逆にF格の企業は倒産確率が高い、つまり倒産しやすい企業といえます。
 約260万社にのぼる膨大な母集団を全て格付し、倒産実績から統計的に格付ごとの倒産確率を算出してご提供しています。定期的な企業データ、倒産データの更新・蓄積に留まらず、毎日の特種情報の収集により格付補正を続けているのもRM格付の大きな特長です。
 与信管理の現場は「早い者勝ち」です。RM格付を利用することで、取引先の「今」の信用力を把握し、適時に対策を施すことができます。


■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
 2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービスなど)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開しております。
 リスモングループ法人会員数は、2014年9月末時点で9,765(内、与信管理サービスなど4,892、ビジネスポータルサイトなど3,221、その他1,652)となっております。
http://www.riskmonster.co.jp

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プレスリリース提供元:@Press

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