【TILOG - LOGISTIX 2015 開催】ASEAN経済共同体実現後のASEAN＋6のロジスティクス

タイ政府商務省国際貿易振興局(DITP)とリード・トレーデックス社は、本日、ロジスティクスと物流の専門展示会である「TILOG - LOGISTIX 2015」を、来る9月2日(水)から4日(金)にかけて、タイ国バンコクのBITEC(国際貿易展示場)にて開催することを発表しました。「TILOG - LOGISTIX 2015」は、ASEAN＋6におけるロジスティクスや物流サービス業者にとって、イントラロジスティクス技術とソリューションに関する最も総合的な展示会となり、参加される日本企業の皆様にとって、サプライチェーンの強化、経費削減、物流ビジネスの拡大を実現します。

「ASEAN経済共同体実現後のASEAN＋6のロジスティクス」と題され東京で開催された発表会において、東京海洋大学の川島孝夫教授は、「ASEAN＋6のビジネス拡大において、常時変化するサプライチェーンの管理」と題して、日本企業がASEAN地域への物流をいかにして管理できるかを解説しました。
ASEAN経済共同体(AEC)の始動は地域内商品の動きを解き放ち、急速に製造、小売、電子商取引の動きを拡大します。来るべき年月において、ASEAN地域内での運送と物流は主要な成長分野となり、効率的に管理されれば、地域内での商品輸送の経費削減、より速く一層効果的な輸送ルートの開拓、地域全体の経済活性化に大きく資することとなります。貿易統計はすでに、タイのASEAN＋6の経済との交わりが成長し親密化していることを示しています。日本、シンガポール、マレーシアや、タイと国境を接するカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムといった国々との貿易関係は、すでに非常に強いものとなっています。現時点でこの貿易は、主に基本の貿易品目である工業製品と食料品です。タイは、日本や他のASEAN諸国への自動車部品輸出では非常に強力な実績を誇っていますが、こうした自動車関連貿易は別としても、日本はASEAN地域からの農業産品、林業産品、漁業産品の主要な輸入国のひとつです。この地域には強力な物流ネットワークが構築されることが可能であり、それが実現すれば地域間の交易効率が改善されます。今日、地域の物流コストは非常に高く、したがってタイは、ASEAN地域での物流コスト改善のために3R(リデュース、リユース、リサイクル)、EDI(電子データ交換)、グリーン物流等の基準を改善する必要があります。この点で日本企業は専門技術を持っており、地域の物流運営の改善を支援できます。

タイ荷主協議会(TNSC)副会長の、テーチャ・ブンヤチャイ氏は、タイはASEANのハブとして、CLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)への物流について、従来の物流ルートに加えて陸上輸送に強力な利点を有していることを強調しました。CLMV市場は、今日ASEANにおいて最も急速に成長している地域であり、タイ国政府は、道路、複線の鉄道システム、高速列車、国境沿いの税関、商品移動施設、倉庫施設の改善に加えて各国へのアクセス、接続の改善といったインフラ整備に顕著な投資を行っています。タイは、地域での物流パフォーマンス指標(LPI)で第3位にランクされています。日本企業の皆様は、タイを使ってCLMV諸国の市場へアクセスを急発進させることが可能です。このように、「TILOG - LOGISTIX 2015」は、ASEAN＋6への物流とサプライチェーンのリンケージをご提供するプラットフォームとなっております。

リード・トレーデックス社のプロジェクト・マネージャー、チャナパー・ルートルンルアン氏は、「ASEAN＋6の物流の連携」と題して、TILOG - LOGISTIX 2015が日本企業の皆様に、どのようにより大きなネットワークとより良いサプライチェーンを実現してビジネスチャンスの急増に繋がるかについて解説しました。本展示会は、物流サービス、イントラロジスティク技術とソリューションについて特化した展示会としてはASEANで唯一のものです。シンガポール、日本、中国、台湾、ドイツ、フランス、米国を含む25か国415以上のグローバルな先進技術ブランドが、展示会を訪れる9,000名の潜在的バイヤーと出会うことができます。展示会で強調される主要事業分野は4つで、飲食料品、パーソナルケア、自動車、エレクトロニクス分野です。物流サービス事業者は顧客へ効果的な解決策を提供するため、ASEAN諸国で活躍する事業者と出会ってネットワーキングを組めるよう、お互いの能力と強みを測る機会となります。

事業家の皆様は、「ASEAN＋6の交易物流シンポジウム2015：ASEAN交易物流の接続性」、「優れた物流管理事例を表彰するELMA賞」、「革新的なショーケース：モノのインターネット(IoT)と自動化技術に基づいた物流管理でリアルタイム運用とエラーゼロを確保する、手際よいサプライチェーンのトレンド」、「フォークリフトのライブデモ」と題したフォークリフト操作の実演、といったバラエティに富んだ会議に参加して、地域物流の戦略的方向に関する最新の考えを知識として習得していただけます。

日本からの参加者で10名以上のグループでご参加いただく方々のために、たくさんの特別プログラムをご用意いたしました。タイ国政府コンベンション＆エキシビション・ビューロー(TCEB)はConnect Business Big Bonusと銘うった特典をご用意し、10名以上で参加のグループが展示会期間中に30以上のビジネス・マッチングのミーティングを行った場合、グループ1名につき$100をご提供します。その他特典として、2泊の無料宿泊提供があります。この特典にご興味あるグループのリーダーは、展示会期日の3週間前までに申し込みを行ってください。また、参加者10名以上のグループの団長には、無料の往復航空券が贈呈されます。展示会では、ビジネス・マッチングのプログラム、業界代表によるフォーラム、地元の物流配送センター訪問も行われます。これらにご興味のある方は、 [e-mail] にてビジネスグループとして事前登録してください。


【TILOG - LOGISTIX 2015について】
TILOG - LOGISTIX 2015は、ASEAN＋6における物流サービス業者、イントラロジスティクス技術とソリューションに関する最も総合的な展示会で、タイ商務省国際貿易振興局(DITP)とリード・トレーデックス社により共同で組織され、2015年9月2日から4日までタイのバンコク、BITEC(国際貿易展示場)で開催されます。

TILOG - LOGISTIXは、ASEAN＋6への他に例をみない入口となり、飲食料品、パーソナルケア製品ないし化粧品、自動車、エレクトロニクスといった広範囲の業界の製造業者、卸売業者、輸出業者、輸入業者、販売業者が参加して、物流サービス、先進技術やソリューションでの25か国、415のグローバルブランドと出会うことが可能な場所となります。

同時並行で開催される各種会議や活動で、参加者は、物流の世界で最も効率的かつ生産的な手法で競合から抜きんでたリーダー指導者から、市場のトレンドについて最新の知識や洞察を学ぶことができます。例えば「交易物流シンポジウム2015：ASEAN交易物流の接続性」や、「優れた物流管理事例を表彰するELMA賞」等の会議が用意されています。

TILOG - LOGISTIX 2015は、物流、サプライチェーン関連のサービスやソリューション提供業者が潜在顧客と出会い、新たなトレンドに追いつき、新しい知識を学び、業界の年間行事としてネットワーキングを行うプラットフォームとなっており、ご参加される方々にとって、物流に関する最も広範な解決策や情報を得ることができる場所です。

※「TILOG-LOGISTIX 2015」の詳細についてはこちらをご覧ください。
Website： http://www.tilog-logistix.com
Email　： [e-mail]
Tel　　： [phone]

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プレスリリース提供元：＠Press

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