高品質ヒトiPS細胞(ナイーブ型)用培養液「ReproNaive(TM)」販売開始のお知らせ
@Press / 2015年6月23日 13時0分
当社はこの度、世界最先端のiPS細胞技術を導入した高品質ヒトiPS細胞(「ナイーブ型」という)用の新規培養液「ReproNaive(TM)」を世界で初めて発売することになりましたのでお知らせいたします。
京都大学の山中 伸弥教授が2006年に世界で初めてiPS細胞を発明されて以降、iPS細胞は再生医療に向けた革命的な技術として世界中で研究開発が進められています。こうした中で2010年5月、マサチューセッツ工科大学の教授らによって、より高品質かつ理想的なiPS細胞(ナイーブ型)が見出されました。このナイーブ型ヒトiPS細胞は従来のヒトiPS細胞よりも、より受精卵に近い理想的な状態にまでリプログラミングされており、増殖能力は従来比で100倍(10日間の培養で比較)と著しく高く、さらに、未分化で安定した培養状態を保つことが容易であるなど、特筆すべき能力を有しています。こうした増殖能力の高さと品質の安定性による扱いやすさは産業上の利用価値が高いものとして、iPS細胞技術分野の中でも一際大きな注目を集めています。
ナイーブ型ヒトiPS細胞は高い期待が寄せられていますが、これまで、その再現性が一部の研究グループに限られるなど、技術的に高度な水準を要求されておりました。今般、当社はこうした技術的障壁をクリアすることで、誰にでも簡単にナイーブ型ヒトiPS細胞を作製可能にするオールインワンの製品「ReproNaive(TM)」を世界で初めて製品化することに成功しました。通常のヒトiPS細胞を「ReproNaive(TM)」の中で、培養するだけで、ナイーブ型に変化し、従来比で100倍(10日間の培養)の増殖率と高い品質安定性が実現できます。「ReproNaive(TM)」はiPS細胞が持つ産業上の利用価値を多面的にかつ飛躍的に向上させることができ、iPS細胞の再生医療を大きく加速させることが見込まれます。
今後も、こうした世界最先端の製品開発を行い、上市することで市場を牽引し、再生医療をはじめとした医療の未来を開拓してまいります。
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プレスリリース提供元:@Press
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