「数学甲子園2015」の予選に全国から198校422チームが出場を表明!~過去最多1,744人の中・高・高専生が数学の頂点をめざす~
@Press / 2015年7月2日 14時0分
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省)の出場チームの募集を、平成27年(2015年)4月21日から開始し、同年6月22日に締め切ったところ、全国43都道府県から過去最多の198校422チーム(1,744人)が出場の表明をいたしました。理数離れが問題視されるなか、毎年右肩上がりに出場校が増え続けています。
198校の出場校のうち、国公立は86校、私立は112校。およそ4割にあたる73校は初出場です。また、女子の出場者が年々増えており、今年は全体1,744人のおよそ2割にあたる400人(昨年比100人増)が女子です。都道府県別にみると、福島県、和歌山県から初めて出場が表明されました。
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(1チーム3~5人)対抗戦によって決めるものです。昨年は189校368チームが参加し、熱戦の末に初出場の「灘高等学校・おめがチーム」(兵庫県)が優勝を飾りました。
本年の予選は、8月5日(水)から同月10日(月)の6日間、東京都・愛知県・大阪府ほか、全12都道府県で行います。予選では、「実用数学技能検定」(数学検定)の準2級から2級(高校1年生から2年生)程度の問題20問(制限時間:60分)に、各チームの選手全員が挑戦します。そのなかから36チーム(平均点上位30チーム+全国6ブロックの各ブロック最上位6チーム)が、9月20日(日)に東京で開催する本選に駒を進めることができます。
数学甲子園2015公式ホームページURL: http://www.su-gaku.net/events/koshien/
【「数学甲子園2015」開催要項】
大会名称 :数学甲子園2015(第8回全国数学選手権大会)
主催 :公益財団法人日本数学検定協会
後援 :文部科学省
特別協力 :東京電機大学
本選開催日:2015年9月20日(日)
本選会場 :ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区神田駿河台4-6)
<予選日程>
8月5日(水):北海道 札幌市教育文化会館
宮城県 仙都会館
福島県 セルフミーティングルーム虎丸
沖縄県 沖縄産業支援センター
8月6日(木) 石川県 フレンドパーク石川(石川県勤労者福祉文化会館)
愛知県 名古屋国際会議場
愛知県 名古屋市立大学
8月7日(金) 京都府 一般財団法人 京都教育文化センター
大阪府 大阪国際会議場
8月8日(土) 岡山県 第一セントラルビル1号館
熊本県 くまもと県民交流館パレア
8月9日(日) 福岡県 福岡建設会館
8月10日(月) 東京都 タイム24ビル
※開始時刻については、添付資料をご参照ください。
<予選のチーム編成について>
(1)チームは、同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在学する生徒または学生で編成してください。
(2)各チーム3~5名の選手で編成し、申込時にリーダーを1名選出してください。
※学年や男女混成については問いません。
※同一校から何チームでも参加できます。
<本選のチーム編成について>
(1)予選を通過したチームごとに1名の監督が必要になります。
(2)監督は、20歳以上かつ選手が在籍する学校の教諭・講師・関係者の方でお願いします(選手の保護者等も可)。
※(2)の条件を満たす監督がいない場合は、リーダーが監督の役割を代行してください。
※本選に出場できるチームは、各学校から最大2チームです。
【数学甲子園とは】
本大会は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一を、チーム(3~5人)対抗戦によって決めるものです。本大会の特長は、単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。
【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)準2級・2級程度の日本語表記問題を20問
選抜方法:チームの平均点に基づいて36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、数学甲子園の公式ホームページをご覧ください。
http://www.su-gaku.net/events/koshien/rules/
<本選>
●準々決勝
競技内容:チーム全員で問題15問を30分以内に解答します。
出題範囲:15問(日本語表記問題10問、英語表記問題5問)
(1)数学検定2級2次(数理技能検定)程度の日本語表記問題を5問
(2)数学検定準1級1次(計算技能検定)程度の日本語表記問題を5問
(3)数学検定準2級・2級程度の英語表記問題を5問
選抜方法:得点の高い上位15チームを選抜します。
●準決勝
競技内容:チーム全員で問題2問(日本語表記問題2問のうち1問を選択、
英語表記問題1問を必須)を40分以内に解答します。
出題範囲:数学検定準1級程度の日本語表記問題・英語表記問題
選抜方法:得点の高い上位6チームを選抜します。
●決勝
◇Stage1:制限時間のなかで、提示されたテーマに沿った問題を創作します。
Stage2で行うプレゼンテーション資料を作成します。
◇Stage2:Stage1で創作した問題についてのプレゼンテーションと、相手チームと質疑応答を行います。
Stage1とStage2の総合得点が最も高いチームが優勝です。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった受検者数は、2006年以降は年間30万人を超え、実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超えました。以来、累計受検者数は450万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(過去5年間でのべ20,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※受検者数・実施校数はのべ数です。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部初等教育学科長・教授)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問、
東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容:
(1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
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プレスリリース提供元:@Press
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