「零戦里帰りプロジェクト」零式艦上戦闘機のエンジンを鹿屋航空基地内で始動 米国から招へいしたA&P整備士の指導のもとで~今後、国内での飛行実現をめざし企業などから広く協賛を募る~
@Press / 2015年7月13日 13時0分
「零戦里帰りプロジェクト」(以下 本プロジェクト)を推進する株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン(本社所在地:東京都品川区、代表取締役:唐木 芳典、以下 ゼロエンター)は、戦後70年を振り返る機会の提供を目的に2014年11月5日に入国させ、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)内で分割管理していた「零式艦上戦闘機(以下 本機)」の組立を同基地内で完了し、2015年7月7日にエンジン始動テストを実施したことを本日、2015年7月13日発表します。
■海上自衛隊鹿屋航空基地の隊員研修教材として提供
本プロジェクトは、発起人である石塚 政秀が2008年に米国で購入し所有してきた日本人が所有する唯一の零戦を日本に里帰りさせ国内での飛行実現をめざし、2012年9月に正式に発足しました。2013年9月に本プロジェクトを推進する母体としてゼロエンターを設立、その1年後の2014年9月に横浜港に入港、同年11月に入国を果たしました。入国後は3分割の状態で一般公開のイベント開催などを経て、2015年4月25日に海上自衛隊鹿屋航空基地の隊員の研修教材として本機を提供することになり、同基地内で本プロジェクトを進めてきました。
■組立、エンジン始動テストの流れと意味
今回の組立は、本機がアメリカ連邦航空局(以下 FAA)の所属機であることから、FAA公認整備士資格のA&P及びIA(Inspection Authorization)を有するデイビッド・アレン(DAVID ALLEN)氏を米国から招へいし、アレン氏の指揮監督下のもとで実施し、約8日間で完了しました。エンジンの始動についても同氏の監督下でエンジン及びプロペラ部分の不具合を確認するために実施したものです。
■飛行実現に向けて
今後、国内での飛行に向けて所轄官庁に申請し、許可が得られた場合に飛行が実現します。飛行に際しては、あらためて米国から操縦士を招へいし、実行することになります。国内に飛行可能な零戦がないことから零戦の免許を取得した日本人操縦士が存在しないため、今回は米国の操縦士による飛行となります。
ゼロエンターは、初飛行実現に向けて関係各所との調整を急ぎながら、飛行に必要な資金を調達するためにこれまで同様、ファンクラブ、サポートクラブの会員、並びに広く企業からの協賛を募り戦後70年の記念飛行を実現したい考えです。
■会社概要
社名 : 株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン
所在地 : 東京都品川区西五反田2-31-1
設立 : 2013年9月4日
代表者 : 代表取締役 唐木 芳典
資本金 : 1,000万円
サポートクラブ: http://zero-sen.jp/joinus/
ファンクラブ : http://zero-sen.jp/fanclub/
Facebook : https://www.facebook.com/zrosatogaeri
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プレスリリース提供元:@Press
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