ボーダーツーリズム(国境観光) 「稚内・サハリンの旅」第2弾として宮澤賢治の足跡をたどる旅(8月31日発)/2つの国境を越える旅(9月9日発)実施

@Press / 2015年8月5日 11時0分

晴れた日にはサハリンがみえる宗谷岬
特定非営利活動法人 国境地域研究センター(所在地:愛知県名古屋市、理事長:薮野祐三)は、境界地域の活性化、そして日本初の「ボーダーツーリズム(国境観光)」の実現を目指した取り組みを行っています。
このたび、国境地域研究センターが企画し、株式会社エムオーツーリスト・シー・アイ・エス・ロシアセンター(所在地:東京都港区、代表取締役社長:山田 衛)が主催する「稚内・サハリン」スペシャルツアーを8月31日発・9月9日発の二本立てで実施します。

(1)サハリン国境紀行 2つの国境を超える旅(8月31日発)
(2)ハートランドフェリーで行く北帰行 宮沢賢治の足跡をたどる旅(9月9日発)

URL: http://www.motcis2.com/


「ボーダーツーリズム」は2013年12月の対馬・釜山ツアーを皮切りに始まった新しい観光の試みです。本ツアーは2015年6月の稚内・サハリンツアー第1弾の成功を踏まえて行われる第2弾で、日本とロシアの変わりゆく地域の歴史、文化、食などを堪能することができます。
「サハリン国境紀行」では、通常行けない北緯50度線の旧日露国境を地元のサハリン写真家・斉藤まさよしさんとともに訪ねます。「宮澤賢治の足跡をたどる」では、鉄道ライターで宮澤賢治についての著書もある藤原浩さんと一緒にゆかりの地を旅します。


■ボーダーツーリズムとは?
ボーダーツーリズムは、国境に接した境界地域を“砦”ではなく“交流拠点”と考え、境界地域ならではの体験を楽しもうという旅行スタイルです。国同士が陸続きに繋がり、目に見える国境が存在する大陸では一般的な旅行スタイルとして定着していますが、四方を海に囲まれたわが国では、これまで旅行商品化されることはほとんどありませんでした。
境界地域であるということを観光魅力の一つと捉え、境界地域を「見る」「渡る」「比較する」ことで新たな魅力を生み出し、観光客の増加へと結びつけることで境界地域の地域振興を図ることを目的としています。
国内観光と海外旅行をセットにした新しいツアーのかたちとして業界内でも注目されています。


■特定非営利活動法人 国境地域研究センターについて
国境地域研究センターは、国境・境界地域に関わる研究者、ジャナーリスト、企業者、市民が中心となって2014年4月に設立されたNPOです。理事長は「ローカル・イニシアティブ」を掲げ、市民活動や地域の自立を主導してきた薮野祐三九州大学名誉教授が務め、理事には北海道大学、九州大学、中京大学などの研究者らに法務・財務などの専門家が加わっています。現在、会員は約100名で、団体会員としては稚内、根室、対馬などの地域企業、旅行社やキャリア、医療、報道関係なども加入しています。とくにまちおこしや地域振興の調査と提言、各種企画の実施に力を注いでいます。
2013年、日本学術振興会の実社会対応プログラムに「国境観光:地域を創るボーダースタディーズ」が採択されたことにより、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・境界研究ユニット及び自治体と研究機関のネットワーク、境界地域研究ネットワークJAPAN(代表幹事:長谷川俊輔根室市長)と本センターの主導により、境界地域の自治体、大学の境界研究者、地域シンクタンクなどの共同研究によってボーダーツーリズムの研究やモニター調査が開始されました。これまで数回のモニターツアーの実証実験の成果を踏まえて本ツアーも実施されます。なお、成果刊行物としてブックレット『国境の島・対馬の観光を創る』『「見えない壁」に阻まれて:根室と与那国でボーダーを考える』(いずれも北海道大学出版会)も刊行されています。

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