ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト『アンドロイド「ERICA」』にVoiceTextが採用
@Press / 2015年8月4日 11時0分
HOYAサービス株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役 大原幸男、以下HOYAサービス)音声ソリューション事業部は、ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクトにおいて開発された『アンドロイド「ERICA」』へVoiceTextが採用されたことをお知らせいたします。
[アンドロイド「ERICA」とは]
アンドロイド「ERICA」とは、国立研究開発法人科学技術振興機構の戦略的創生研究推進事業ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクトにおいて開発されました。
世界でも先端を走る日本のロボット技術の粋を結集して開発されたアンドロイド「ERICA」は、人間のように多様な情報伝達手段を用いて対話できる、社会性を持つ自律型ロボットの実現を目指しています。
このような情報伝達の手段として大きなウェイトを占める会話についても、同プロジェクト内の音声対話研究グループ(京都大学・河原達也教授)で研究開発された音声認識技術、対話生成技術とともに、日本語音声合成として屈指の読み上げ性能を実現するVoiceTextの技術が採用され自然で柔軟な対話を実現しています。
■国立研究開発法人科学技術振興機構
http://www.jst.go.jp/
■ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト
http://www.jst.go.jp/erato/ishiguro/index.html
[ VoiceText ERICA ]
VoiceText ERICAは、アンドロイド「ERICA」の声として搭載するべく、石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト、京都大学、HOYAサービスの3者により共同で開発された音声合成ソフトウェアです。
アンドロイドと人とのコミュニケーションを円滑に実現するために同プロジェクトの音声対話研究グループでは、京都大学京都大学大学院情報学研究科の河原達也教授を中心に研究開発が進められ、この中で「このアンドロイドの声として違和感のない声色とはどのような声なのか?」という分析や、アンドロイド本体の制御プログラムと連携して自由自在なセリフを喋ることができる音声合成ソフトウェアに必要される機能や仕様の検討がなされています。
HOYAサービスの音声合成ソフトウェアVoiceTextは、その高い音質により実現する自然で明瞭な読み上げ、滑らかな発話性能が現時点で最も完成度の高い技術であると評価され、共同開発として参画する事によりアンドロイド「ERICA」の声を生成するソフトウェアの開発が実現しました。
さらに、アンドロイド「ERICA」の特徴である対話における柔軟性を高いレベルで実現するため、従来の音声合成にはなかった、対話の場面に応じて最適な口調で音声を生成、笑い声や相槌を自然な感じで再現、といった新しい技術の開発・実現に取り組み、VoiceText ERICAとして実現することに成功しました。
[アンドロイドERICA についてのお問い合わせ先]
<研究に関するお問い合わせ先>
石黒 浩(イシグロ ヒロシ)
大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 システム科学領域 教授
TEL&FAX:06-6850-6360
E-mail:secretary-erato-toyonaka@irl.sys.es.osaka-u.ac.jp
<音声認識・対話研究に関するお問い合わせ先>
河原 達也(カワハラ タツヤ)
京都大学大学院情報学研究科 知能情報学専攻 教授
Tel:075-753-7484
FAX: 075-753-7475
E-mail:kawahara@i.kyoto-u.ac.jp
[本リリースに関するお問い合わせ先]
HOYAサービス株式会社 音声ソリューション事業部
TEL:03-5913-2312
製品ホームページ:http://voicetext.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/voicetext.jp
公式Twitter:https://twitter.com/voicetextjp
[会社概要]
会社名:HOYAサービス株式会社
代表者:代表取締役大原幸男
所在地:東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス6F
資本金:4億5,000万円
社員数:245名
※ 記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
[2015.8.4]
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プレスリリース提供元:@Press
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