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「東大NETアカデミー」のオンライン双方向ライブ授業導入により、沖縄県与那国町の中学校 国語・数学が全国トップレベルに

@Press / 2015年8月28日 14時0分

授業風景
 株式会社フィオレ・コネクション(本社:東京都目黒区駒場、代表取締役社長:松川 來仁、以下 当社)は、2,100km離れた東京と沖縄県与那国町を結んだオンライン双方向ライブ授業を、小学4年生から中学3年生までを対象に行っています。
 これにより、今年度の全国学力テストで、与那国町では小・中学校とも、全科目で全国平均正答率を上回り、全国上位に躍り出ました。


【平成27年度全国学力テストで最下位から20位に躍進した沖縄県】
 沖縄県は、全国学力テストで例年、全国最下位クラスに低迷しておりましたが、昨年小学生の学力が最下位から24位に躍進、今年度は20位に上昇と、マスコミ等で大きく報じられております。
 しかし、沖縄県の中学校は、平成19年度全国学力テスト開始以来、都道府県別平均正答率で全国最下位に低迷し、今年度も全教科とも最下位のままでした。
 教育環境の厳しい離島や過疎地の町村の小・中学校では、如何に県平均正答率の水準に達成するか、如何に全国水準までに高めるか、という目標に鋭意取り組んでいるかを考えることが重要だと考えられます。


【与那国町での平均正答率アップの背景】
 与那国町は、平成25年度からオンライン双方向ライブ授業を本格導入して満3年。確かな足取りで学力が培われ、今年度の全国学力テストで、小・中学校とも、全科目で全国平均正答率を上回っております。

 特に、与那国町の中学校では、平均正答率が大幅にアップし、国語、数学のA・B問題について、全国トップの秋田県や福井県より、平均正答率が+1~+15.2ポイントも上回り、全国上位に躍り出ております。特に、知識の活用力を見るB問題の正答率の上昇が際立っており、国語B問題では、全国トップの秋田県より+15.2ポイント。数学B問題では、全国トップの福井県より、+6.2ポイントも上回っています。

 知識の活用を見るB問題の著しいアップは、関係者も「東大NETアカデミー」の現役東大生から学んだ結果ではないかと分析しています。当社が運営を行う「東大NETアカデミー」は、研修を積んだ現役の東大生が講師として授業を行うオンライン双方向ライブ授業サービスです。


【「東大NETアカデミー」の特長】
■ネット時代だからこそ実現した、東京から2,100km離れた日本最西端での高度な教育サービスの提供
 離島や山間部の過疎地でも、都市と同等の学習環境を確保し、子供たちの希望や夢をかなえてあげたい。また、離島や山間部へ都市部からの移住者が増え、子育てへの学習支援を求める声が多く聞こえてまいりました。

 その声に答えるべく当社はIT技術の進歩に伴い、北は北海度から南は沖縄まで、現役の東大生とface to faceの双方向コミュニケーションによって、「学びの場」、「学びの時」を都心部の東京と共有することを可能にしました。遠隔地であっても、講師と生徒が同じ教室にいる感覚でライブ授業を受けることができ、現在、沖縄県、徳島県、島根県の離島や山間部に、東京から遠隔授業を届けております。

詳細URL: http://www.fioreconnection.com/todainetacademy/

■オンライン双方向ライブ授業の「双方向性」
 「東大NETアカデミー」の授業においては、従来の講師が一方的に喋る大手予備校等の録画授業とは明確に異なり、双方向性が存在し、まるで講師と生徒が一つの教室にいるかのようなコミュニケーションをすることが出来ます。講師と生徒がお互いに会話をしたり、生徒の理解度を確認しながら、生徒への的確なアドバイスをしたり、教室内にいる生徒同士で刺激しあい励ましあいながら勉強することで、学習意欲を向上させる授業をおこなっております。
 学力を強化するため、face to faceのコミュニケーションにこだわっている「東大NETアカデミー」では、年1回講師自らが現地に赴いて授業を行い、オンライン上でない、直に交流する機会を設けています。

 ニューヨーク州立大学の理論物理学者、ミチオ・カク教授は、「100、200年後、教師の役割はどうなっているのでしょうか」という学生の質問に、次のように答えております。
 「大体の方向は予測できる。たとえば有名大学が提供しているオンライン講座がある。…何が起きているだろうか。何と90%が途中で脱落してしまう。状況に応じてアドバイスをしてもらい学力を強化する必要がある。つまりよいオンライン講座はコンピューターと人間の組み合わせたものでなければならない。」
 如何に人工知能等のコンピューターが発展しても、よいオンライン講座は、コンピューターの良さと生身の教師の指導を組み合わせ、適切なプレッシャーや個人的なアドバイスが如何に大事であるか、ということをミチオ・カク教授は示唆していると思われます。
 そこで「東大NETアカデミー」では、録画授業や、単純なeラーニングで学ぶのではなく、face to faceの双方向のコミュニケーション可能な授業スタイルを確立し、まるで講師と生徒がひとつの教室にいるかのよう双方向性にこだわって、授業を行っております。

■東大生の「知の還元」…圧倒的な講師力
 「東大生を身近に感じてもらい、学ぶことへの環境を整え、日本全国の隠れた才能を埋もれさせない。」という想いは、ミッションとして講師である現役東大生に受け継がれ、オンライン双方向ライブ授業を全国展開しています。「知の還元」の一環として、現役の東大生のみを採用。遠隔授業に適した人材を厳選するため、採用の割合は5人に1人という狭き門となっています。

 妥協のない講師陣の育成と生徒との信頼関係の構築こそが肝要であり、そのため徹底した研修に力を入れております。講師が授業を担当するまでには、50以上のチェック項目をクリアし、先輩講師の授業についてのレポートの提出から、5回程度のデモ授業を実施、約2か月間の研修を経て、初めて生徒の前で授業を行うことができます。新人講師は先輩講師と師弟関係にあり、先輩・後輩の関係が講義の質を高めています。その他にも、3か月に一回のベースで、講師同士のグループ研修「講師会」が行われ、より良い教室づくりに取り組んでいます。

 なお、生徒との信頼関係づくりでは、ITを使用したオンライン授業は手段であり、授業自体はアナログを基本とした子供たちとの双方向のコミュニケーションに重点を置いて、子供たちとの信頼関係の構築に注力しています。妥協のない「講師育成研修プログラム」が、圧倒的な講師力を生み出し、「東大NETアカデミー」の大きな強みとなっております。

■現役東大生による遠隔ライブ授業への取り組み
 「東大NETアカデミー」では、学習指導において、基礎の徹底を重視しております。すべての土台である基礎を、応用レベルまで念頭においたカリキュラムで徹底的に教え、納得させる姿勢で授業に取り組んでおります。さらに講師会の中で、現場からの課題や要望、教材研究、教授方法のスキルアップ、各学年の情報交換等、全講師に徹底して継続研修をおこない、授業のレベルアップに努めております。
 これらの取り組みが、与那国町中学3年生の知識の活用を見るB問題の飛躍的なアップにも繋がったと考えられます。

■離島や地方山間部への導入
 日本最西端与那国島から始まった遠隔教育事業は、徳島県神山町、上勝町、島根県邑南町へと、東大生講師のオンライン双方向ライブ授業が展開されております。また宮崎県西米良村や沖縄県宮古島市・伊良部島の小・中学生へも、夏期集中講座に東大生講師の派遣を行っております。今や31名余の東大生講師が在籍し、毎週60コマ以上の授業を運営しております。
 また、沖縄県の「ICT利活用による離島学力向上支援実証事業」として、日本最南端の竹富町波照間島・西表島、渡名喜村渡名喜島、座間味村の座間味島、阿嘉島、慶留間島の3離島3町村の小・中学生を対象に、3局を結んだオンライン双方向ライブ授業を、現在実施しております。
さらに、鹿児島県、新潟県、北海道をはじめ、全国各地から導入の打診が続々と届いております。


【株式会社フィオレ・コネクションについて】
 2011年、フィオレ・コネクション会社を設立。離島や過疎地等の教育格差・地域格差を解消し、一人一人の子供たちの埋もれた才能を大きく育てる環境づくりに、業界初のオンライン双方向事業の「東大NETアカデミー」を立ち上げました。現在、当事業を全国に展開しているところです。
URL: http://www.fioreconnection.com/

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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