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たばこと塩の博物館が墨田区に移転・リニューアル後、初の特別展!「浮世絵と喫煙具 世界に誇るジャパンアート」11月3日~12月13日開催

@Press / 2015年10月9日 10時30分

当時全盛似顔揃 扇屋内花扇
たばこと塩の博物館(所在地:東京・墨田区横川)では、2015年11月3日(火・祝)から12月13日(日)まで、リニューアルオープン記念展「浮世絵と喫煙具 世界に誇るジャパンアート」を開催します。

「浮世絵と喫煙具 世界に誇るジャパンアート」
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2015/1511nov/index.html


当館は、1978年11月3日に渋谷区神南でオープンしましたが、2015年の4月25日、場所を墨田区横川に移し、リニューアルオープンしました。移転からおよそ半年が経ち、このたび墨田区の館では初めてとなる特別展を開催する運びとなりました。
当館では、浮世絵をおよそ1,800点所蔵しています。コレクションの対象が喫煙具や喫煙風景の描かれた浮世絵であったため、時代、絵師にとらわれず、幅広い作品群となっています。このなかから今回は、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎などをはじめとする約28名の絵師による浮世絵を展示します。一方、素材、形状もさまざまなたばこ盆の逸品、八代目桂文楽旧蔵のたばこ入れコレクションなど、江戸から明治時代に制作されて、美術工芸品としても評価の高い喫煙具もご紹介します。
江戸時代に花開いた世界に誇るジャパンアートを、新しくなったたばこと塩の博物館特別展示室で、ご覧いただけます。


■注目作品のポイント
(1) 「当時全盛似顔揃(とうじぜんせいにがおぞろい)扇屋内花扇 よしの たつた」~ 喜多川歌麿画 寛政6年(1794)頃 ~
当館が所蔵する作品には、「花扇」の二字と禿名とが入っていて、外題は「当時全盛似顔揃」となっています。一方、東京国立博物館所蔵の作品は、「当時全盛美人揃 扇屋内花」となっています。「扇」の文字と禿名を削除した理由については、寛政6年に花扇が駆け落ちをし、ほどなくして連れ戻された事件に関係があるといわれています。「当時全盛似顔揃 扇屋内花扇 よしの たつた」とある浮世絵は、当館以外には確認されていないため、大変貴重な作品です。

(2) 「敵討乗合噺(かたきうちのりあいばなし)四代目松本幸四郎の肴屋五郎兵衛」~ 東洲斎写楽画 寛政6年(1794) ~
写楽が活動した期間でも比較的早い時期に描かれた作品。独特の画風を持つ写楽作品の中で、比較的おとなしい構図の絵でもあります。背景には「雲母摺(きらず)り」という技法が取り入れられていますが、印刷に一手間かけたその効果で、人物が浮き上がって見えます。


■展示関連講演会
講演名:「北斎と墨田」
日付 :11月15日(日)
講師 :根岸美佳(公益財団法人 墨田区文化振興財団北斎事業課学芸員)

講演名:「写楽と歌麿の謎をめぐって」
日付 :11月29日(日)
講師 :新藤茂(国際浮世絵学会常任理事)

※いずれも午後2時から、たばこと塩の博物館(東京都墨田区横川1-16-3)3階視聴覚ホールで開催。
 参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
 定員は、先着120名(いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します)。


■展示関連イベント
イベント名:「結髪実演 遊女のヘアスタイル」
日付   :11月22日(日)
実演   :林照乃(髪結師)
解説   :村田孝子(ポーラ文化研究所)

※午前11時30分からと午後3時からの2回開催(内容は同じ)。
 いずれもたばこと塩の博物館(東京都墨田区横川1-16-3)3階視聴覚ホールで開催。
 参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
 定員は、各回とも先着60名(いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します)。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

敵討乗合噺 東洲斎写楽画冨嶽三十六景 東海道吉田東海道五拾三次之内 御油

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