ノイズ研究所が神奈川工業技術開発大賞にて【奨励賞】を受賞 小型で軽量、良好な放射特性を持つ「薄型プレート広帯域アンテナ」
@Press / 2015年10月27日 9時30分
EMC試験器/測定器の製造販売を手掛ける株式会社ノイズ研究所(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:藤垣 正純)は、このたび当社製品「薄型プレート広帯域アンテナ」が第32回神奈川工業技術開発大賞【奨励賞】を受賞しましたので、お知らせいたします。
製品紹介URL : http://www.noiseken.co.jp/modules/rfsys/index.php?content_id=18
製品画像 : https://www.atpress.ne.jp/releases/78509/img_78509_1.png
製品紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=Fgm_jCksYsg
■製品開発の背景
当社は「携帯電話、スマートフォン等から発生する電波が、他の電子機器に誤作動を与える耐性評価(近接イミュニティ試験)を、もっと効率的に行いたい」というお客さまのご要望にお応えするため、本製品を開発いたしました。
主な市場は、自動車業界、電子医療機器業界となります。
■受賞製品の特長
1. お客さまが試験を行いたいと考える製品が、常にフラットで広い空間を有しているとは限りません。「薄型プレート広帯域アンテナ」は小型でフラットな形状で、ハンドルもフレキシブル構造なので、狭い隙間での試験が容易に行えます。
(W50×H186×T8mm ※突起物を含まず)
2. 「薄型プレート広帯域アンテナ」は1本で700MHz~3.2GHzという広帯域をカバーしますので、試験中のアンテナ交換が必要なく、デジタル変調などのブロードバンド信号にも適しています。
3. どの周波数でもダイポールアンテナ並みのVSWR(電圧定在波比)と利得を実現し、モノポールアンテナの指向性を有しています。また単一周波数(狭帯域)でのVSWR特性とは異なり、外乱による特性劣化の影響が少なく、電力注入の効率が良い試験を行うことができます。
■独自の技術
「薄型プレート広帯域アンテナ」では、平面状のアンテナパターンの配線により、様々な周波数で共振する放射部およびグラウンド部を設け、「広帯域にわたる利得」と「広帯域にわたる良好なVSWR(電圧定在波比)」を実現しました。なお、本技術は特許を出願しています。
(特願:2014-009288)
■今後の展望
すでに、ある自動車メーカーでは本アンテナを用いた試験を社内の試験規格に取り入れており、そのような自動車メーカー・サプライヤーと協力・連携し、本アンテナの国際規格提案を協議しています。
■受賞製品の概要
製品名 :薄型プレート広帯域アンテナ
モデル :NKU07M32G
販売方法:代理店経由もしくは直販で販売
価格 :アンテナ 30万円、ハンドル 15万円(いずれも税抜)
■会社概要
商号 : 株式会社ノイズ研究所
代表者 : 代表取締役社長 藤垣 正純(ふじがき まさずみ)
所在地 : 〒252-0237 神奈川県相模原市中央区千代田1-4-4
設立年月: 1975年3月
事業内容: 電磁波ノイズ試験器・測定器の開発・販売、および付帯サービス
資本金 : 9,500万円
URL : http://www.noiseken.co.jp
【本商品に関するお客さまからのお問合せ先】
株式会社ノイズ研究所
TEL : 042-712-2031
E-mail: kikaku@noiseken.com
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
高電圧/高電流アプリで注目、IGBTを活用する際に知っておくべきこと
マイナビニュース / 2024年5月1日 6時30分
-
小野測器 横浜みなとみらいエリアに本社機能を移転/新本社第一弾となる新製品 ローノイズマイクロホン「MI-1282M10」を発表
PR TIMES / 2024年4月25日 17時45分
-
コスト、サイズ、重量を削減した次世代EPR分光計
PR TIMES / 2024年4月21日 21時40分
-
NECプラットフォームズ、那須事業所内に大型電波暗室を新設 ‐ 4月から運用開始
マイナビニュース / 2024年4月18日 16時23分
-
6G移動通信に向け世界最高クラスのサブテラヘルツ帯無線デバイスを開発し、100Gbpsの超高速伝送を実現
Digital PR Platform / 2024年4月11日 15時7分
ランキング
-
1いきなり!ステーキが、名物「オーダーカット」を廃止していた! ピークから5年、経営再建の現在を探る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月6日 6時30分
-
2円高でも日本株が急落しない理由。トヨタどうなる、決算発表ラッシュで底堅い!?
トウシル / 2024年5月7日 13時40分
-
3「ブラザー工業のTOB案」にローランドDGが大反論 DG常務「傘下に入ると営業利益が50億円下押し」
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 11時0分
-
4「ようやく再出発」ダイハツ本社工場で生産再開 国内の全工場が稼働に 停止から約4か月半…従業員「やっぱり長かった」
MBSニュース / 2024年5月7日 9時20分
-
5思わずクリック「フィッシング詐欺」メールの巧妙 専門家も見極め困難、2要素認証と「意識」が大切
東洋経済オンライン / 2024年5月7日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください