“魚好き”が「お気に入りの魚介」TOP3は、アジ、サバ、ブリ~ 一般生活者の人気ランキングとの違いが浮き彫りに ~

@Press / 2015年12月3日 17時0分

図1 “魚好き”お気に入りの魚介 上位一覧
 日本人の魚食普及に向けて広く魚への関心や知識を深めてもらおうという狙いのもと、「日本さかな検定(愛称:ととけん)」を2010年から開催している一般社団法人 日本さかな検定協会(所在地:東京都千代田区、代表理事:尾山 雅一)が、今年第6回を迎えた同検定の受検者たちに「お気に入りの魚介と料理」を自由回答形式で聞きました。
 その結果、“魚好き・魚通”を自認する彼らの「お気に入り」ランキングは、一般生活者とは明らかに異なる様相を示しており、以下、それらの主なポイントをご報告します。


■一般層での人気トップ「マグロ」に対し、魚好きの「お気に入り」では「アジ」がトップ
 一般生活者が「好きな魚貝類」(複数選択式)として回答した人気ランキングTOP5は、「1位 マグロ、2位 サケ、3位 エビ、4位 カニ、5位 サンマ」となっています。(*出典:「TBS総合嗜好調査2015」<東京地区+阪神地域/計1,950名>)
 一方、今回の「日本さかな検定」受検者の自由回答形式での「お気に入りの魚介」では計195種の魚介が回答された中、TOP5としては「1位 アジ、2位 サバ、3位 ブリ・ハマチ、4位 イカ、5位 マグロ」となっており、両者の違いが際立っています。ちなみに、一般層における順位は、10位 アジ、12位 サバ、8位 ブリ・ハマチ、9位 イカでした。
 「図1 “魚好き”お気に入りの魚介 上位一覧」のTOP10の魚種を見ると、青背魚が4種(アジ、サバ、サンマ、イワシ)を占め、白身魚も3種(ブリ、タイ、カワハギ)がランクインしました。
 4位のイカを種類別にみますと、1.アオリイカ、2.ホタルイカ、3.スルメイカ、4.ヤリイカの順に好まれています。

図1 “魚好き”お気に入りの魚介 上位一覧
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図1 詳細データ
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■魚好きの「お気に入り」には、地域性も垣間見え
 これらを「日本さかな検定」が実施された会場別に集計した結果(全国12会場で開催/※ただし富山会場と高岡会場は合計して算出)、東京、名古屋、大阪といった大都市圏で「アジ」が単独トップとなっており、「アジ」が特に「大都市圏の魚好き」に支持されていることが分かります。
 一方、「イカ」がトップとなった八戸、「ホヤ」がトップの石巻、「タイ」がトップの高松などでは、地場での馴染度などから地域性が色濃く感じられます。特に八戸では、他地域では見られない「ウニ」「ホッケ」もランクインしており、その特徴性が目立っています。

図2 日本さかな検定会場別「お気に入りの魚介」 上位一覧
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■魚好きが「お気に入り」の「魚介料理」では、「マグロ」と「サバ」にも高い支持
 「日本さかな検定」受検者が回答した計750種の「お気に入りの魚介料理」では、全般的に「刺身」が人気を集める中、特に「マグロ刺身」が頭抜けてトップとなっていますが、5位 あじなめろう、6位 かわはぎ肝和え・刺身、10位 きす天ぷらなど、いかにも「通好み」を思わせるものが見られ、注目されます。
 また、これら回答された魚介料理の種類を、魚種別にカウントしたところ、「サバ」が、「しめ鯖」を筆頭に刺身、塩焼、味噌煮、干物、寿司に加え、郷土の味(胡麻さば、へしこ、棒寿司、バッテラ、すき焼きなど)も挙がり、24種の料理を数えトップとなりました。
 2位の「マグロ」は、同じ「刺身」でも、部位やマグロ種・幼魚(クロ・ミナミ・メバチ、メジ・ヨコワ)へのこだわりがみられ、21種もの料理が登場しました。その他では、「アジ」で「なめろう」が「刺身」を抑えて「お気に入り料理」で最多となっている点が特徴的です。

図3 “魚好き”お気に入りの魚介料理 上位一覧
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図3 詳細データ
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図4 魚種別「料理」数 上位一覧
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【日本さかな検定とは】
 近年低迷が続く日本の魚食の魅力再発見と、地域に根ざす豊かな魚食文化の継承を目的として2010年から検定開催を通し、思わず誰かに伝えたくなる魚介情報を発信する取り組みです。
 この四半世紀に街の魚屋さんが7割近くも姿を消し、またいまや地方にも及ぶ核家族化により、魚の種類・産地・季節・調理の情報や、祖父母に教えられた季節の節目に登場する魚の由来や郷土の味が伝わらなくなっています。
 魚ほどそれをとりまく情報や薀蓄が価値を生む食材は他にはないのに、語るべき、伝えるべき魅力が消費者に届かなくなっているところに、「魚離れ」や特定魚種への好みの偏りの一因があると捉え、愉しくおいしい情報を発信する手段として日本さかな検定が誕生しました。
 2010年の第1回を東京・大阪で開催、今年の第6回では八戸・石巻・東京・富山・高岡・静岡・名古屋・尾鷲・京都舞鶴・大阪・高松・福岡の12会場に広がり、累計1万8千名の受検者を47都道府県から輩出しています。
 2013年のフード・アクション・ニッポン アワードで「審査委員特別賞」を受賞したのに続き、今年2015年には、同アワード「食文化・普及啓発部門」の優秀賞を受賞。


【調査概要】
1.「日本さかな検定」受検者(47都道府県から最年少6歳から最高齢82歳の方々が参加)
*対象者:全国12会場での検定受検者3,100余名から1,675名の回答を回収
*方法 :会場にてアンケート用紙を配布、自記入式で回答
*時期 :2015年6月28日/第6回「日本さかな検定」実施日

2.一般生活者データ「TBS総合嗜好調査2015」
*対象者:東京地区<東京都/島部を除く全域>と
     阪神地域<大阪市、神戸市を中心とした計28市>に現居住する、
     13~74歳の一般男女個人、計1,950名
     (東京地区1,286名、阪神地域664名)
*方法 :訪問留置き/自記式回答
*時期 :2014年10月下旬~11月上旬


公式ホームページ http://www.totoken.com/

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プレスリリース提供元:@Press

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図1 詳細データ 図2 日本さかな検定会場別「お気に入りの魚介」 上位一覧 図3 “魚好き”お気に入りの魚介料理 上位一覧

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