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博報堂アイ・スタジオのHACKistが、博報堂のスダラボと“雪かき”をゲーミフィケーションするIoTデバイス「Dig-Log」を共同開発!

@Press / 2016年3月7日 15時0分

Dig-Log/アプリ画面イメージ
 株式会社博報堂アイ・スタジオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 誠一、以下 博報堂アイ・スタジオ)のデジタルクリエイティブラボ「HACKist(ハックイスト)」は、博報堂(東京都港区、代表取締役社長:戸田 裕一)の「スダラボ」と雪かきスコップ用IoTデバイス「Dig-Log(ディグログ)」を共同開発し、3月13日から16日までアメリカ テキサス州で行われる大規模なクリエイティブとビジネスの祭典SXSW(サウスバイサウスウェスト)Trade Show 2016 に出展いたします。

Dig-Log紹介ムービー: https://youtu.be/6iwd3smmkgg


 近年、雪かき作業中の事故は全国的に増加傾向にあり、担い手の高齢化や不足などが課題となっており、特に積雪量の多い雪国と言われる地域では死活問題となっています。
 Dig-Logは、HACKistと博報堂のスダラボ、そして日本有数の豪雪地帯である新潟県にある長岡技術科学大学・工学部の上村 靖司教授(日本氷雪学会・評議員)と共同開発したもので、既存の雪かきスコップにアタッチメント式の感圧センサーを取り付けることでIoT化するデバイスです。感圧センサーによって除雪した雪の重さや消費カロリーを算出し、連動したスマホアプリで記録したり競いあったりすることができるので、今まで重労働だった雪かきを、ウィンタースポーツさながらに楽しめるものに変化させ、過疎の豪雪地帯の人手不足の解消などに役立てることができます。

 博報堂アイ・スタジオは、今年もテキサス州オースティンで開催されるテクノロジー・スタートアップのイベントSXSW Trade Show 2016に出展し、そこでDig-Logを展示いたします。雪かきスコップとして豪雪地域に限定したアプローチをするだけではなく、土砂の運搬などスコップを活用する様々なシーンでの利用可能性を視野に、新しい体験価値を提案してまいります。


■『越後雪かき道場 in 鬼無里』におけるDig-Logの実用事例について
 2016年2月20日(土)と21日(日)の2日間、NPO法人中越防災フロンティアが主催となって長野県長野市鬼無里で行われた雪かきの講習イベント『越後雪かき道場 in 鬼無里』(以下 越後雪かき道場)において、雪かきをスポーツエンターテイメント化する新たな試みを実施いたしました。東京都内の学生をはじめ県内外から30名ほどが参加した実技講習の中でDig-Logを使用した若者は、「どれだけ除雪したかわかるので、やる気になる」、女性は「消費カロリーがわかるのは嬉しい」などの好意的な反応を示し、「雪かき師範」と呼ばれるベテランからも「有意義な取り組み、これで若い人がもっと雪かきをしてくれるようになればありがたい」などの高評価をいただきました。


■「越後雪かき道場」代表(長岡技術科学大学教授)上村 靖司 氏のエンドースメント
 投げた雪の量が即座にスマホに反映されること、消費カロリーが表示される機能は、「こんなに雪かきをしたんだぞ」という「やりがい」に繋がっている感覚が実感できました。参加者の食いつきもよく、女性は「消費カロリー」に敏感に反応していました。複数のデバイスが連動しながら競争するなど、新しい雪かきスポーツの可能性も見えてくる気がしました。


■「越後雪かき道場」とは
 全国の雪国各地で座学と実技によって行われる雪かきの講習です。雪かきにおける技術力の指標として段級位制を用いており、一定の基準が認められた人物は”師範”として講習で指導します。「平成18年豪雪」を機に、除雪作業中の事故を防ぐ目的で発足され、今年で10年目を迎えます。雪に慣れている雪国の人々と想いを重ね、雪のある暮らしを親しむ場を提供しながら、雪かきの暗黙知を記述した指南書を元に、”雪かき道”という伝統文化を伝授しています。(代表:長岡技術科学大学 教授/上村 靖司 氏、運営:NPO法人中越防災フロンティア)


■スダラボについて
 「スダラボ」とは、デジタル領域・ダイレクト領域などに強みを持つ博報堂の社内クリエイターが中心となり、次世代型クリエイティブを開発するラボ。2014年3月より活動開始。スダラボが青森県田舎館村と共同で開発した「ネイチャーバーコード(ライスコード)」は、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」をはじめアメリカ、ヨーロッパ、アジア各国の海外賞を受賞しています。


■HACKistについて
 HACkistは、クリエイターとエンジニアなどからなる有志のプロジェクトで、生活の中に潜むあらゆる現象や社会が抱える課題をテクノロジーでチェンジさせていくことをテーマに、五感に作用するプロトタイプの企画・制作を行っています。様々なニーズに合わせテクノロジーで最適な形へとプロトタイプを対応させていく「Metamorphic Prototyping(メタモルフィック プロトタイピング)」の概念をもとに、オリジナル基盤やセンサーを組み合わせたデバイス製作やそれと連動するアプリの開発、WebGLやopen Frameworks、UNITYといったビジュアルコーディングを駆使することで、新しい広告モデルの製作やイベント演出、プロダクト開発など、活動の領域を広げています。( http://hackist.jp/ )


■博報堂アイ・スタジオについて
 株式会社博報堂アイ・スタジオは、クライアント企業のWebサイト、プロモーションサイト、キャンペーンサイトの企画制作とそのコンサルティング、それに伴うシステム開発、公開後のPDCAマネジメントから多言語対応まで、一貫したトータルサポートを高クオリティでご提供しています。さらに、中国やASEAN諸国のクライアント企業へのサポートも同様に行っています。
 また、近年普及がめざましいスマートデバイス向けのサービス開発やアプリ制作をはじめ、ネット動画マーケティング、SNS、O2O、クラウドサービスといった領域でのソリューション提供にも積極的に取り組んでいます。


━━ 会社概要 ━━
【社名】     株式会社博報堂アイ・スタジオ
【所在地】    〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目10番1号
         有楽町ビルヂング5階
【URL】     http://www.i-studio.co.jp/
【広報Facebook】 https://www.facebook.com/hakuhodoistudio.pr
【代表者】    代表取締役社長 平林 誠一
【設立年月】   2000年6月
【資本金】    2億6,000万円
【事業内容】   インタラクティブ・クリエイティブ業務、
         システム開発業務、CRM業務

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

越後雪かき道場でDig-Logを使用して“雪かき”をウィンタースポーツさながらに楽しむ参加者の様子

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