日産が2012年度モータースポーツ活動概要を発表! GT300クラスも「GT-R」で!

Autoblog JP(オートブログ) / 2012年2月25日 7時0分

日産が2012年度モータースポーツ活動概要を発表! GT300クラスも「GT-R」で!

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日産は24日、2012年度のグローバル・モータースポーツの活動概要を発表。国内ではSUPER GTシリーズのGT500クラスにこれまで通りR35型「GT-R」で参戦すると共に、今年から新たにGT300クラスにも、一昨年までの「フェアレディZ」に替わって「GT-R NISMO GT3」を投入する。
国内で最も人気を集める自動車レース・シリーズ「SUPER GT」は、出場車両の最高出力を500馬力に制限した「GT500」クラスと、それを300馬力に設定している「GT300」クラスの2クラスに分かれている。日産の他にトヨタ、ホンダの3大メーカーが鎬を削るGT500クラスには、2008年から日産はR35型GT-Rをベースにしたレース・カーを出場させており、昨年は「S Road MOLA GT-R」がシリーズ・チャンピオンを獲得した。今年はそのVRH34B型エンジンをさらに改良し、エアロ・パーツの全面見直しと車体の軽量化などによって戦闘力を高めた2012年型GT-Rを、昨年と同じくMOLA、NISMO、TEAM IMPUL、KONDO RACINGの4チームに供給。計4台のGT-Rを走らせ、日本最速GTマシンの座を防衛する。



2011年チャンピオン、MOLAチームのドライバーは、柳田真孝・ロニー・クインタレッリという昨年と変わらぬ布陣で、2連覇を目指す。昨年シリーズ2位に終わったNISMOチームは、長年エースを務める本山哲と、昨年はFIA GT1世界選手権に出場しGT-Rでドライバーズ・チャンピオンに輝いたミハエル・クルムのベテラン2名がタッグを組む。元祖日本一速い男・星野一義監督率いるTEAM IMPULは、松田次生とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラという昨年の初戦を制した2人組。KONDO RACINGも2011年と変わらず、安田裕信とビヨン・ビルドハイムを起用する。

そしてさらに楽しみなのは、今年からGT300クラスにもGT-Rが出場することだ。こちらのマシンはNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)が、FIA GT3 クラスの規則に合わせて開発した "市販レーシング・カー"、「GT-R NISMO GT3」を使用。日産の若手ドライバー育成プログラムのチームであるNDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム) RACINGから参戦し、2011年全日本F3でCクラス(全日本クラス)チャンピオンを獲得した関口雄飛と、Nクラス(ナショナル・クラス)チャンピオンの千代勝正がステアリングを握る。若手2人が新規マシンでどんな戦いを見せてくれるか、注目だ。



ヨーロッパでは、ル・マン24時間レースおよびヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にLMP2クラスから出場するグリーブス・モータースポーツ・チームと、世界耐久選手権(WEC)に参戦するシグナテック・ニッサン・チームに、量産エンジンをベースにNISMOが開発した「VK45DE」型エンジンを供給、技術支援を行う。LMP2クラスでは他にも多くのチームがこのエンジンを使用するとのこと。北米ではグランダム・コンチネンタル・タイヤ・シリーズや、ピレリ・ワールドチャレンジなどのスポーツカー・レースに「370Z(日本名:フェアレディZ)」などが参戦。さらに世界各国で開催されるGT3クラスのレースで、GT-R NISMO GT3を走らせるカスタマー・チームの支援に取り組むという。



日産は今年からモータースポーツ部門「NISMO」をブランディングし、市販車のスポーツ・バージョンとして展開するなど、事業拡大する計画を発表している。これを成功させるためには、"実戦" において戦果を上げることは不可欠。レースを制してこそブランドの価値が高まるということは日産も重々承知しているはず。国内で「GT-R」という3文字が特別な意味を感じさせるのは、市販モデルの高性能だけが理由ではない。初代PGC10型が成し遂げた49連勝や、グループAで全戦全勝を飾ったR32型の活躍があったからこそではないだろうか。

NISMOブランドが世界中のクルマ好きにとって憧れの対象となるためにも、今年の日産は今まで以上に各国のサーキットで大暴れしてくれると期待したい。

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