ニュルブルクリンク24時間レースで、「トヨタ 86」「レクサス LFA」「スバル WRX STI」がクラス優勝!

Autoblog JP(オートブログ) / 2012年5月21日 11時0分

ニュルブルクリンク24時間レースで、「トヨタ 86」「レクサス LFA」「スバル WRX STI」がクラス優勝!

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5月19日から20日にかけてドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットで開催された24時間耐久レースで、GAZOO Racingチームから参戦した「レクサス LFA」と「トヨタ 86」、そしてSTIが出場させた「スバル WRX STI S206」がそれぞれクラス優勝に輝いた。
2009年から参戦を続けているLFAは、排気量4,000~6,250ccの市販車をベースとしたSP8クラスから出場。ドライバーは木下隆之選手、飯田章選手、脇阪寿一選手というお馴染みの顔ぶれだ。2010年にはクラス優勝を果たしたが、昨年は「フェラーリ 458」と「シボレー・コルベット」の後塵を拝し、クラス3位に終わっている。

そして昨年のニュル24時間レースでは、市販モデルが発表前にも拘わらず、カモフラージュ姿で出場して話題を呼んだ86。4月の発売を経た今年は、晴れてLFAとお揃いのチーム・カラーを纏って2台が出場。165号車は影山正彦選手、佐藤久実選手、そしてトヨタ社内から車両評価ドライバーの勝又義信選手がステアリングを握る。166号車のドライバーは石浦宏明選手、大嶋和也選手、井口卓人選手というSUPER GTに参戦中の3人。加えて、トヨタのテスト・ドライバーである高木実選手が2台の86に乗る。

スバルのワークス・チームであるSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)は、「WRX STI」をベースとするコンプリートカー「S206」で参戦。ドライバーはSUPER GTで「BRZ」をドライブしている佐々木孝太選手、スバルとは縁が深いプローバに属する吉田寿博選手、2008年全日本F3チャンピオンのカルロ・ヴァン・ダム選手、そして地元ドイツ出身でニュルを走り慣れたマルセル・エンゲルス選手という、昨年同様の布陣。



前日に行われた予選では、2次予選終了時にLFAが総合28位、クラス1位を獲得。86の165号車は総合139位、クラス6位。166号車の方は総合117位、クラス3位という成績を残した。そして最終予選ともいえるトップ40予選が開始。上位40台が1台ずつタイムアタックに挑み、その結果で決勝レースのグリッドが決まる。ここでLFAは32番手のタイムを記録した。

19日土曜日の現地時間午後4時、日本時間23時にニュルブルクリンク24時間レースがスタート。LFAは第1グループ32番グリッドから、86の166号車は第3グループ20番グリッド、165号車が第3グループ30番グリッドからフォーメーションラップを開始。スタート直後にはやや順位を落とした2台の86だったが、レース開始から4時間を過ぎた頃になると着実に順位を上げ、5時間を迎える頃には166号車が総合95位、クラス4位。165号車は総合99位、クラス5位。7時間を過ぎる頃に大嶋選手のドライブする166号車がクラス・トップに立つ。

朝を迎える頃なるとコースに雨が降り始め、現地時間で7時頃には各車レイン・タイヤに履き替える。そして雨も上がった9時過ぎ、LFAは総合21位、クラス1位を快走。86の166号車は総合57位、クラス1位。165号車が総合76位、クラス5位。

その後、166号車は「ルノー クリオ(日本では「ルーテシア」という名前で販売されている)」と激しく争い、一時的に2位に順位を落としたものの終盤に取り返し、総合46位でゴール。SP3クラス優勝を果たした。165号車は総合65位、クラス6位。LFAは総合15位、そしてSP8でこちらもクラス優勝だ。



一方、予選で総合55位・クラス3番手のタイムを記録したスバル WRX STIは、1周目をクラス2位でクリア。着実に総合順位を上げ、33周目には「フォルクスワーゲン シロッコ」を抜いてSP3Tクラスのトップに。夜を迎える頃には総合30位にまで上っていた。その後の雨が降った時間帯も4輪駆動の強みを生かして安定した走行を続けていたが、朝の9時半過ぎにエンジン・ルームから煙が発生。オイル・ラインの一部にゆるみが生じてそこからオイルが漏れていたらしい。これに対処することで30分のタイム・ロス。大事を取ってペースをやや落として走行を続ける。順位は総合35位にまで落ちた。しかしレース終盤で挽回し、総合28位、SP3Tクラストップでゴール。昨年に引き続き2連覇を達成する。



「日産 GT-R」は、プレイステーション用ゲーム「グランツーリスモ」とコラボレーションした「チーム GT アカデミー」が総合30位、チーム日産から出場したワークスGT-Rの方はトラブルに見舞われ総合99位という結果だった。

なお、総合優勝と2位はGT3車両の「アウディ R8」が独占。3位には「メルセデス SLS AMG GT3」が入る。以下、今年は総合11位の「ポルシェ 997 GT3 R」まで、上位をSP9 GT3クラスの車両が占めた。

トヨタが「クルマの味づくり」のために、社内業務の一環としてGAZOO Racingから参戦を続けているニュルブルクリンク24時間耐久レース。まずはトヨタ 86という期待のスポーツカーが、サーキットで結果を残したことに祝福を送りたい。実戦によって培われた技術と集積されたデータは、近い将来必ず何らかの形で市販モデルにフィードバックされることだろう。そうして86はスポーツカーとして一層磨き上げられ、進化を遂げていくはずだ。
ひょっとしたら、来年はSP3Tクラス(排気量2.0リッター以下・過給器付き)に参戦もあるかも!?

最後に、今回のレースの関連動画として、現在公式チャンネルで公開されている、走行を終えたトヨタのドライバーと、レース前の辰巳英治STI監督のインタビューをどうぞ。


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