モンスター田嶋、V6ツインターボ4輪駆動の「トヨタ 86」でダートラ参戦!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年4月8日 17時40分

モンスター田嶋、V6ツインターボ4輪駆動の「トヨタ 86」でダートラ参戦!


"モンスター田嶋" こと田嶋伸博氏率いるモンスタースポーツは4月7日、筑波サーキットで開催された「ハイパーミーティング2013」の会場で、"「トヨタ 86」最速のデモンストレーションカー" であるという「モンスタースポーツ スーパー86」を発表した。

Gallery: Monster Sport Super 86


 
フロント・マスクには確かにトヨタ 86の面影があるけれど...。このクルマは一体どういうクルマなんでしょう? という質問に、田嶋選手に代わって会場でこのスーパー86を紹介した粟津原 豊選手は「86...です。どこから見ても86です(笑)」と答えていた。

しかしそれでは誰も納得しないだろう。実はこのスーパー86とは、JAF国内競技車両規則に基づく国内ダートトライアル競技の「スピードD車両」規定に合わせて作られた純粋な競技用マシン。4月20日~21日に福岡県のモビリティおおむたで開催される全日本ダートトライアル選手権第2戦に出場が予定されている。トヨタ 86のイメージを持つクルマで、田嶋選手自身が参戦することによって、「クルマ好きを増やす」「クルマを自由自在に操ることの楽しさを伝える」ために製作された「86を超えた86」なのだそうだ。



市販車のトヨタ 86とはシャシー、パワートレインともまったくの別物で、スチール製スペースフレームにカーボンファイバー/ケブラー・コンポジット製ボディ・カウルを載せた車体には、モンスター・オリジナルの排気量2,977ccV型6気筒ツインターボ・エンジンを搭載。6速シーケンシャル・トランスミッションと機械式マルチプレート・センターデフを介して4輪を駆動する。車両重量は1,080kgと軽量で、最高出力が670ps/7,800rpm、最大トルクは82.5kgm/5,000rpm。粟津原選手によると「1,000psあってもタイヤが空転しちゃって決して速くないので、670psに敢えて抑えている」という。「でも田嶋選手は "もっとパワーを!" って言うから、これから1,000psにパワーアップしちゃって、勝てないかも知れません(笑)」




全長4,650mm × 全幅1,920mm × 全高1,480mmという車両サイズは、ノーマルな86と比べて(も意味はないかも知れないけれど)、410mm長く、145mm幅広く、195mm背が高い。巨大なリア・ウイングとワイドなフェンダーが迫力を感じさせる。ホイールベースは2,820mm。サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンだ。2011年にモンスター田嶋選手が乗りパイクスピーク・ヒルクライムで総合優勝に輝いた「スズキ SX4」の改造マシンよりは、トヨタ 86に近い姿を保っているようにも見えるが、粟津原選手に「86のパーツをそのまま使用している部分はどこかありますか?」とお訊きしてみたところ、「私が知る限りでは、ないですね」とのお答えだった。ちなみに前後の灯火類は、印刷されたステッカーで表現している。



モンスター伝統のスピリットである「なりふり構わず "勝ち" にいく」ために作られた、まさしく "モンスター・ハチロク" 。ただし実戦投入は1戦だけの予定だとか。「この1戦のみに全力を注入し、若きモンタジを育てた国内ダートトライアル界に大輪の花火を打ち上げる」と公式サイトでは謳われている。今回の筑波サーキットでは、エンジン音こそ聞けたが走行は場内のごく短距離移動のみだった。見事花火としての役目を果たした後は、是非イベントなどでデモンストレーション・ランを見せていただきたいところ。筆者が筑波で撮影して来た動画だけでは物足りないと思うので、モンスタースポーツの公式ビデオもご紹介しておこう。さらに詳しい情報は、以下のリンクから公式サイトをどうぞ。


モンスタースポーツ公式サイト:スーパー86 コンセプト&スペック

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング