マセラティとエルメネジルド ゼニアのコラボから誕生した特別な「クアトロポルテ」!

Autoblog JP(オートブログ) / 2013年9月6日 18時30分

マセラティとエルメネジルド ゼニアのコラボから誕生した特別な「クアトロポルテ」!


マセラティは、イタリアのファッションブランドであるエルメネジルド ゼニアとのコラボレーションによって誕生した「マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディション」を、9月10日に開幕するフランクフルト・モーターショーで初公開すると発表した。ゼニアが手掛けた魅力的なインテリアを持つこのクワトロポルテ、2014年には限定生産される計画だという。

Gallery: Maserati Quattroporte Ermenegildo Zegna Limited Edition Concept


 
クルマとファッションのコラボレーション

1914年にボローニャで創設されたレースカー&高級スポーツカー・メーカーのマセラティと、1910年にピエモンテ州のトリヴェロという町で服地工場を設立したエルメネジルド ゼニア。クルマとファッションというイタリアが世界に誇る産業(文化、といってもいいだろう)からその枠を超えて、2つのブランドが3年間に渡る長期的提携を発表したのは2013年4月のこと。このパートナーシップから誕生した最初の"作品"が、マセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディションだ。

その名前が表す通り、ベースとなるモデルはマセラティが2013年1月に発表した4ドア高級サルーン「クアトロポルテ」。美しいプラチナメタルカラーのボディは、光沢を持つブラックの下地塗料の上から超微細粒子のアルミニウム顔料を塗り重ねることで、なめらかで純度の高い金属のような輝きと深みを実現したという特別塗装。微妙なニュアンスが「高度なテクノロジー性能を備えながら、同時にクラシックで洗練されたマセラティのモデルが持つ特徴を表現」しているという。



ゼニアが手掛けた魅力的なインテリア

最大の魅力はやはりインテリアの方だろう。高級車の内装といえばフルレザーが一般的だが、服飾品だけではなく色や手触りが優れた布地のメーカーとしても名高いゼニアが「長年にわたる経験とノウハウ」を活かして手掛けたというだけのことはあり、シートの背もたれと座面には「まるでベルベットのように滑らかで鮮やかな」ファブリックが張られている。「モカ」や「グレージュ」と呼ばれるクラシックで暖かい色調は、「ゼニアの最新メンズファッションコレクションが誇るフォーマルで洗練された特色を現代的に再解釈して」生まれたそうだ。ドアパネルやルーフライニング、サンバイザーにまでゼニアの布地が使われているが、シートの周囲、つまり乗り降りするときに身体が擦れやすい部分にはソフトなレザーを使用。これらのマテリアルは「車載用に必要なパフォーマンス・レベルを保証」しているという。

「長い歴史と伝統そして高級感を共有する両ブランドの密接なコラボレーションにより生み出された結晶」であるというこのマセラティ クアトロポルテ エルメネジルド ゼニア リミテッド・エディションは、間もなく開幕する第65回フランクフルト・モーターショーの会場でコンセプトカーとして発表されるが、2014年には限定生産モデルとして市販化される計画だそうだ。



エルメネジルド ゼニアのファブリックといえば、かつてはランチアの「テーマ」や「プリズマ」などのシートにも使われていた。これらのモデルは日本ではあまり人気がなかったためか中古車としてかなり安価に流通していた時代もあり、「ゼニアのシート代として考えただけでも充分安い」といって購入した筆者の知人もいる。実際には購入後、素敵なインテリア以外の部分で少なからぬ苦労をしたようだが、「例え動かなくてもシートに座っただけで幸せな気分になれる」と彼は言ってのけたものだった。

最新のマセラティ クアトロポルテならV型8気筒(もしくはV型6気筒)ツインターボ・エンジンによる圧倒的なパフォーマンスと共に、ゼニアのインテリアで増幅された幸福感をオーナーと同乗者にもたらしてくれるはず。本当に高級なファブリック張りシートの良さをご存じの方は、フランクフルトにおける実車の公開と2014年の市販化をお楽しみに。


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

Gallery: Maserati Quattroporte Ermenegildo Zegna Limited Edition Concept


 

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