ホンダ、「フィット ハイブリッド」など7速DCT搭載車で3度目のリコール

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年2月11日 8時0分

ホンダ、「フィット ハイブリッド」など7速DCT搭載車で3度目のリコール


ホンダは10日、「フィット ハイブリッド」「ヴェゼル ハイブリッド」に搭載されている7速DCT型自動変速機の不具合により、「発進に時間を要する」「発進ができなくなる」などのおそれがあるとして、国土交通省にリコールの届け出を行った。これらのモデルで見つかった不具合による措置は今回が3度目。

1度目は発売から約1ヶ月半後の2013年10月に、「自動変速機制御コンピュータのプログラム」が不適切なため「モーター走行モードでの停車時に変速機内のドグとスリーブが噛み合わないことがある」という不具合が見つかり、「1速が噛み合わないと発進できなくなるおそれ」「2速が噛み合わないと奇数段変速での走行となるおそれ」があるということだった。

2度目はそれから2ヶ月後の2013年12月。このときは「エンジン制御ユニット(ECU)のプログラム」が不適切なため「エンジン回転が不安定になり、エンストするおそれ」があり、さらに「トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラム」が不適切なため「駐車状態から起動しなくなるおそれ」もあり、その上「ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラム」が不適切なため「発進や後退ができなくなるおそれ」まであるというものだった。おまけにこの時は「自動変速機制御コンピュータのプログラム」が不適切なため「ギアが噛み合わず、発進に時間を要するおそれ」があるとして、サービスキャンペーン(リコールに該当しないが自主的にメーカーが改善する)も同時に行っている。もう、バグだらけである。

そして今回2014年2月のリコールでは、「変速機内の1速ギヤのハブ上をスリーブが滑らかに動かないもの」があり、1速が噛み合わないため「発進までに時間が掛かる」「発進しない」「坂道でのずり下がり」「加速不良」などが起こるおそれや、あるいは急に1速が噛み合って「意図しない急発進をする場合」があるとのこと。

いずれも該当制御装置のプログラムを修正・書き換えるという改善措置を取っている。



ホンダが新型フィット ハイブリッドで採用した「Sport Hybrid i-DCD(スポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」は、1.5リッター直列4気筒i-VTECエンジンに、出力22kW(30ps)の電気モーターを内蔵した7速DCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)を組み合わせたハイブリッド・システム。これまでの国産ハイブリッドカーで一般的なCVTではなく、DCTを選択した理由は、ホンダによれば「伝達効率が高い」ことに加え「運転するのが楽しい」から。しかもコンパクトだからフィット・クラスのコンパクトカーにも搭載可能。この良いことずくめに思えるシステムは「ソフトウェアの開発が大変だった」と当初から言われていた。

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