いったいいくらの値が付くのか? 1964年式フォード「GT40」プロトタイプが競売へ

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年3月14日 6時30分

いったいいくらの値が付くのか? 1964年式フォード「GT40」プロトタイプが競売へ



米国製レーシングカーで初めてル・マン24時間レースを制したフォード「GT40」。今回は、現存する車両のうち2番目に古いと言われているプロトタイプ第4号「GT/104」が、オークションにかけられるという話題をお届けしよう。
GT/104が出品されるのは、米国でクラッシクカーを中心に競売を行っている『Mecum オークション』が4月10日~12日にヒューストンで開催するオークションで、最終日に登場する予定だ。

GT40の歴史は、実に興味深い。戦後、フォードを率いてきたヘンリー・フォード2世は、1960年代初頭にフェラーリを買収しようとしたが、同社の創始者エンツォはこれを拒否。傘下に収められないのならレースで打ち負かすまでと決意したフォードは、レーサー引退後にシェルビー・アメリカンを立ち上げカーデザイナーとして手腕をふるっていたキャロル・シェルビーにGTプロジェクトの陣頭指揮をとるよう依頼する。そして、彼らの手によりスチール製モノコックシャーシに、約350hpを繰り出すフォード製4.2リッターV8エンジンを積んだプロトタイプが誕生。1964年4月1日、プロトタイプ第1号がニューヨーク・オートショーでお披露目された。

今回売りに出されるGT/104は、軽量化されたスチール製のシャシーを採用して1964年のル・マンに出場したもので、レース開始後4時間のうちにエンジンルームから出火したためリタイアを余儀なくされた。その後、塗装をし直し、4.7リッターV8エンジンに積み替え、1965年のデイトナ2000kmレース(デイトナ24時間レースの前身)に参戦。ボブ・ボンデュラントとリッチー・ギンサーのドライブで3位入賞を果たした。GT/104はこのシーズンの途中でフォードに送り返された後、レストアされてオートショーなどに登場するようになるが、1971年にフォードが手放して以降、多くの個人オーナーの手を渡ってきた。

Mecumによれば、この車両は1965年当時のままの4.7リッターV8エンジンと希少な伊Colotti社の4速ギアボックスを搭載しているとのこと。一体いくらの値がつくのか、気になるところだ。GT40の歴史をもっと知りたい方は、プレスリリース(英語)をどうぞ。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング