【レポート】ニュルブルクリンクの譲渡が正式決定 独企業が総額145億円で

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年3月14日 8時30分

【レポート】ニュルブルクリンクの譲渡が正式決定 独企業が総額145億円で


歴史的価値のあるコース、ニュルブルクリンクの買収が正式に決定した。買収したのは以前から噂されていた米投資会社のHIGキャピタルとその関連の投資家ではなく、ドイツ・デュッセルドルフを拠点にする自動車部品メーカーのカプリコーン・グループだ。
カプリコーンは、交渉の締め切り間際でニュルブルクリンクの買収に7,700万ユーロ(約110億円)を付け、さらに2,500万ユーロ(約35億円)を追加で投資すると確約。2015年1月1日付けで、ニュルの所有権はカプリコーンに委譲されることになった。

カプリコーンが行った記者会見では、ニュルの運営方針について説明が行われた。その方針は、我々にとって安心できる内容だったと言えるだろう。カプリコーンとしては、ニュルをモータースポーツを中心に運営していくこと、今後も変わらずサーキットは一般に向けて提供していくと明言。また、複数の企業と連動してニュルブルクリンクにテクノロジーセンターを創設して地域産業を発展させる計画だという。独の地元有力紙『RP Online』によると、同社は既に自動車メーカーやレーシングチームに軽量化部品を供給する支社をニュルブルクリンクに有している。

残された最重要課題は間違いなく、F1グランプリがニュルで開催されるか否かだ。以前、バーニー・エクレストン氏が今後、ドイツでのGP開催はホッケンハイムリンクのみと言及していた。しかし、時期尚早ではあるかも知れないが、独の地元紙『Rhein Zeitung』では、カプリコーンは今後もF1をニュルで開催すると発表した、と報じている。是非これが本当であってほしい。

ニュルが売りに出されて1年、ようやく所有権がドイツ人の手に残されることが決まった。カプリコーンの言葉を信じるならば、伝説のサーキットは今後も発展を続けていくことだろう。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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