【レポート】点火スイッチの欠陥によるGMのリコール問題、死亡者は303人に上る疑いが浮上

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年3月19日 10時30分

【レポート】点火スイッチの欠陥によるGMのリコール問題、死亡者は303人に上る疑いが浮上


12人の死亡につながったとされるGMの点火スイッチをめぐるリコール問題は、泥沼の様相を呈し始めている。米消費者団体、センター・フォー・オート・セーフティーが新たに提出した報告書によると、不慮の点火スイッチ停止で、エアバッグが作動せずに命を落とした犠牲者は、303人に上る可能性があるということがわかった。そしてこの数字はリコール対象車6モデルの内のわずか2モデル、シボレー「コバルト」とサターン「アイオン」のみの集計データによる値だという。
報告書で使用されたのは、フリードマン・リサーチコーポレーションによる2003年から2012年の関連データ(ただし、最初に事故が報告されたのは更に2001年に遡る)。米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、この集計はエアバッグが動作しなかった場合のみがカウントされたもので、実際の事故の原因については考慮されていないという。

もし、今回発表された数字が本当に点火スイッチのリコール問題と直接の関連があると証明された場合、27人の死者を出したフォード「ピント」の火災事例や、およそ271人の死者を出したフォード「エクスプローラー」に装着されていたファイアストン製タイヤが引き起こした大災害の事例を優に超えてしまうほどの大きな数字となる。

ただし、上記の303人という数字が起因するデータベースでは、実際にエアバッグが作動するはずの状況で作動しなかった事故と、そもそもエアバッグは作動しないであろう状況の事故が区別されていないため、集計された数字の信ぴょう性には疑問が残る。続報に期待したい。

追記:GMは3月17日、エアバッグの不具合などを理由に新たに3件のリコールを発表。その対象は米国で販売された合計約155万台に及ぶ。

By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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