【試乗記】「さらに素晴らしいクルマになった。特に室内が」 マツダ新型「アクセラ」

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年3月23日 16時0分

【試乗記】「さらに素晴らしいクルマになった。特に室内が」 マツダ新型「アクセラ」


手頃なコンパクトカーというのは大体において楽しくないものだ。確かに、ホットハッチは我々の血をたぎらせてくれるが、つい最近まで、"コンパクトカー"と"エコノミーカー"という言葉は、同じ意味で使っても差し支えなかった。そんな中にあって、この10年間、例外として存在していたのがマツダの「マツダ3」(日本名:「アクセラ」)だ。マツダ3は競合車よりも常にダイナミックなスリルと感覚に富むフィードバックを与えてくれる。しかしながら、近年ではライバル車たちが著しい改善をみせてきたため、マツダ3は全体的な改良や車載テクノロジー、室内装備を含むいくつかの部分を強化する必要性が出てきた。そこでマツダはこのクルマを一から見直し、3世代目として生まれたのが、この全く新しい2014年モデルだ。


今回リニューアルされた新型マツダ3を含め、マツダの新型モデルたちは、ピックアップトラックを除けば北米で最も人気のあるセグメントである、コンパクトカー、ミッドサイズセダン、コンパクトクロスオーバー/SUVをターゲットにしている。マツダ3がマツダの中で一番売れ続けているモデルであることを考えれば、3代目マツダ3の開発が新型モデルの中で最も重要であったことは間違いないだろう。北米でのコンパクトハッチの市場はそこまで大きくないが、新型マツダ3は人気のあるフォード「フォーカス」や最近加わった起亜の新型「フォルテ」、ヒュンダイの新型「エラントラGT」といった2ボックスのコンパクトカーと競い合っていかなければならない困難な道が待ち構えている。


新型マツダ3は昨年の夏に大々的なデビューを果たし、8月に発売が開始されたわけだが、筆者は今でもこのクルマを見るたびに目を奪われてしまう。新型マツダ6(日本名:「アテンザ」)のスタイリングも気に入っているが、マツダの「魂動(こどう)」デザインは、小さいサイズのマツダ3の方がより一層似合っている。先代モデルの不格好で笑ったようなフロントエンドに替わって、男性的なしかめ面のような表情がこのクルマ全体の印象を決定づけている。盾の形をした縦長のグリルの下から、その両側に並ぶダークな細いヘッドライトへとフェンダーラインが伸びている。似たようなデザインがリアにも見られ、幅が広いリア周りと水平状のテールライトによって強調されている。

全体的に、マツダ3の5ドアは縮んだ「CX-5」のように見える(これは心からの賛辞だ)。だが、このスタイリングで一番素晴らしいところは、典型的な低価格の前輪駆動車とは異なって見えることだろう。長めに採られたAピラーから前輪車軸までの距離や、サイドに流れる長いキャラクターラインによって、新型マツダ3は少しだけBMWやインフィニティの後輪駆動モデルを思わせる。

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