BMW ジャパン、「4シリーズ グラン クーペ」を発表...って、一体どんなクルマ?

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年5月22日 20時20分

BMW ジャパン、「4シリーズ グラン クーペ」を発表...って、一体どんなクルマ?


BMW ジャパンは21日、新型4ドア・クーペ「4シリーズ グラン クーペ」の日本発売を東京都内で発表。6月21日より販売開始するという。


2014年2月に発表された「4シリーズ グラン クーペ」は、これまで2ドア・クーペおよびカブリオレが「3シリーズ」から独立した「4シリーズ」に、新たに加わったサッシュレス4ドア+ハッチゲート付きのクーペ。BMWによれば、4シリーズ・クーペから受け継ぐ「魅力的なスタイルと高い運動性能」に、「高い機能性と実用性」を「妥協なく融合」させた「革新的なモデル」であるという。

現在の「プレミアム・ミドルクラス」と呼ばれるセグメントを確立し、そのベンチマークとなってきたBMWの3シリーズだが、かつては4ドア・セダン、2ドア・クーペ、ツーリング(ステーションワゴン)、カブリオレとバリエーションもシンプルだった。しかし今では「3」に「グランツーリスモ」、そして「4」にこの「グラン クーペ」が加わり、なかなかややこしいことになっている。今回の発表会でも、集まったジャーナリストの中からさえ「3シリーズ グランツーリスモとどう違うんだ?」という声が聞かれた。




お答えしよう。3シリーズ グランツーリスモは、他の3/4シリーズよりホイールベースが11cm、全長は約20cmも長く、全高も高くて(3シリーズ セダンより5cm)、全幅も僅かに大きい(4シリーズよりさらに5mm)ため、後部座席と荷室は両シリーズの中で最も広い。BMW ジャパンの方によれば「3シリーズを後ろに引き延ばしたモデル」ということになる。対して4シリーズ グラン クーペは、後部座席用ドアが加えられているにも拘わらず、実は全長・全幅・ホイールベース・前後トレッドが4シリーズ クーペとまったく同じ。ルーフのピーク位置の高さを12mm上げて、ルーフラインの長さを後方に112mm延ばすことで、2ドア・クーペよりも室内と荷室を拡大し、実用性・機能性を高めているが、シャシーは4シリーズ クーペ並みにスポーティな性格付けがなされているというわけだ。

つまりBMWでは、3シリーズと4シリーズをクーペ/セダンという曖昧なカテゴリー分けや、ドアの枚数で区別しているのではなく、端的に言えばホイールベース/トレッド比による物理的な運動性能の差によって作り分けているのである。

今回の発表会で初めて4シリーズ グラン クーペの実車を目にしたときも、写真で見るより低く、ワイドに感じられた。大きな後部ハッチゲートを備える荷室は、ステーションワゴンの「3シリーズ ツーリング」に比べると高さこそ限られてしまうが、セダンやクーペよりも見るからに使いやすそう。しかも日本仕様では、荷物を持って両手が塞がっているときにも足元の操作で開けることができる「オートマチック・テールゲート・オペレーション」が全車に標準装備されている。荷室容量は2ドア・クーペより35リッターほど大きな480リッター。後席のバックレストを倒すと1,300リッターまで拡大できる(40:20:40の3分割可倒式はオプション)。

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