フェラーリが、ある顧客の注文で製作したワンオフ・モデル「F12 TRS」を公開!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年6月24日 19時25分

フェラーリが、ある顧客の注文で製作したワンオフ・モデル「F12 TRS」を公開!


イタリア・シチリア島で開催された「フェラーリ・キャバリケード」というイベントで、予てからその存在が話題となっていたワンオフのスペシャル・モデル「F12 TRS」が公開された。

"フェラーリの行進"を意味するこのイベントには、27ヶ国から90台以上のフェラーリが集まったという。中でも注目を浴びたのは、ある顧客の注文を受けて特別に1台のみが製作されたワンオフのフェラーリ、「F12 TRS」だ。

現行フラッグシップ・モデル「F12ベルリネッタ」をベースに、オープントップの「バルケッタ」スタイルに変更されたそのエクステリアは、「ラ フェラーリ」も手掛けたフラビオ・マンツォーニとフェラーリ・スタイリング・センターによるもの。1957年に製造されたレーシング・スポーツ「250 TR(テスタ・ロッサ)」からインスピレーションを得たという。



黒いフレームで低さを強調したウインドシールドから、側方にはダーク・ガラスを採用したサイド・ウィンドウがコクピットを取り囲む。2シーターのヘッドレスト後方には大型のフェアリングが設けられ、リア・フェンダーと一体化したスポイラーまで伸びている。リア・エンドはF12ベルリネッタの特徴的なTバック...ではなくTシェイプをさらに進化させたものだとか。ボディ・カラーには伝統的な「ロッソ・コルサ」にインスパイアされつつ、新たに開発されたマルチレイヤーのマイカ・ペイントを採用したという。ルーフを閉じる際についての言及はない。2000年に限定生産された「550 バルケッタ・ピニンファリーナ」のように、緊急用の簡易ソフトトップを備えるのかも知れないが、いずれにせよ他人事ながらシチリアの天候が晴れて良かった。

フロント・フードの一部は、ミドシップ・フェラーリのリア・フードのように一部が透明になっており、V型12気筒エンジンの赤く塗られたシリンダー・ヘッドが誇らしげに頭を覗かせる。スペックはF12ベルリネッタから変更はなく、6,262ccの排気量から最高出力740ps/8,250rpmと最大トルク70.4kgm/6,000rpmを発揮。空力性能や車両重量は変わっているはずだが、フェラーリの発表によれば、0-100km/h加速3.1秒/0-200km/h加速8.1秒という動力性能も、F12ベルリネッタと"同じ(same)"とされている。なお、噂されていたKERS(運動エネルギー回生システム)のようなハイブリッド・パワーアシスト装置は、搭載されていないようだ。

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