【レポート】日産が「パルサー」NISMOバージョンで、ニュルブルクリンク市販FF車最速を狙う!?

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年8月4日 6時30分

【レポート】日産が「パルサー」NISMOバージョンで、ニュルブルクリンク市販FF車最速を狙う!?



"ホットハッチ"と呼ばれるクルマを真剣に開発しているのは、ヨーロッパの自動車メーカーだけではない。その王座決定戦とも言うべき、ニュルブルクリンク・サーキット北コースにおける市販FF車最速を巡る争いに、日産は「パルサー」のNISMOバージョンで挑むようだ。ニュルブルクリンクの北コースといえば、世界各国の自動車メーカーが自慢のマシンを持ち込み、そのラップタイムを競い合うサーキットの聖地。最近ではスーパー・スポーツカーだけでなく、より我々の手が届きやすい前輪駆動の市販車による最速ラップ争いも激化している。

2008年には、ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールが2代目「メガーヌ」をベースに作り上げた"メーカー純正チューンドカー"、「メガーヌ R26.R」が8分16秒9というタイムを記録。さらにルノーは2011年に3代目メガーヌ・ベースの「メガーヌ RS 265トロフィー」で自らの記録を更新した。しかし、2014年3月になると今度はセアトが「レオン・クプラ 280」で7分58秒44の新記録を樹立。雪辱を果たしたいルノーは、2014年6月に「メガーヌ RS 275トロフィーR」で7分54秒36を叩き出し、FF最速の称号を再び手にしている。セアトは現在、新しいマシンで王座奪還を目指しているという噂だが、FF車最速の座を狙っているのはセアトだけではない。ホンダも新型「シビック タイプR」でニュル最速FFを目指すと公言している。そしてついに日産まで、この競争に加わるという話が聞こえてきた。

日産は間もなく、フォード「フォーカス」やフォルクスワーゲン「ゴルフ」をライバルとするハッチバック車「パルサー」を欧州市場に投入予定であり、これにモータースポーツ担当子会社「NISMO」の技術を注入したパフォーマンス・バージョンを設定し、ニュルブルクリンクに挑むというのだ。

このパルサー NISMOについて、今のところスペックなどの詳しい情報はまだ明らかになっていない。だが、ライバル勢に対抗するためには、270hpから300hp程度のパワーは必要だろうし、強化されたサスペンションや強力なブレーキ、そしておそらく凝った仕組みのディファレンシャルを採用してくるのではないだろうか。

日産がニュルブルクリンク北コースについてその攻め方を熟知していることは、ポルシェと激しい争いを繰り広げている(もちろん、今も進行中だ)「GTR NISMO」のチャレンジからお分かりだろう。

果たして7分54秒36のタイムを打ち破るのは、どのメーカーのFF車か。ホットハッチ同士の熱い闘いに注目しよう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング