4気筒エンジン搭載の新型フォード「マスタング」には、偽のエンジン音を鳴らす装置が!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年9月27日 8時30分

4気筒エンジン搭載の新型フォード「マスタング」には、偽のエンジン音を鳴らす装置が!



フォードは数十年ぶりに、新型「マスタング」に小排気量の4気筒エンジンを用意した(決して初めてではない)。大排気量のV8、V6エンジンのイメージが強いマスタングに「エコブースト」と呼ばれる低燃費エンジンが搭載されたことは、フォードにとって1960年代にコンパクトで低価格なポニーカーというジャンルを確立したとき以来の大変革と言えるだろう。しかし今回、この「マスタング エコブースト」をめぐって論争が巻き起こっている。
きっかけは、米自動車メディア『Road & Track』の編集者、ジェイソン・カミサ氏の以下のツイートだった。同氏は先日、2.3リッターのエコブーストを搭載した最新のマスタングを走らせながらたまたまオーディオのヒューズを引き抜いたところ、カーオーディオの音だけでなくエンジン音まで静かになったとツイートした。つまり、車内に人工的につくられた偽のエンジン音を響かせるシステムが装備されている可能性があるということになる。しかし、フォードからはそのことについて何も公表されていなかった。


そこで、フォードのエンジニアであるショーン・カーニー氏にAutoblogが取材を行ったところ、ターボチャージャー付き4気筒のエコブーストエンジンを搭載したマスタングにだけは、「アクティブ・ノイズ・コントロール」と称したシステムが採用されていることを同氏は認めた。

実際のところ、エコブーストのエンジン音のデザインとチューニングに部分的に関わったという同氏によれば、このシステムは2つの異なる目的を果たしているそうだ。1つは、新型マスタングの洗練されたイメージ戦略の一環として、荒々しいノイズをカットすること。2つ目は、"既にある音にさらなる音質を重ね合わせる"ことにより、効果的な音を生み出すこと。こうしてデザインした音をクルマの状態に呼応して響かせるために、トルクの数値を信号としてエンジン制御装置が受け取り、数値に見合った音を発生させている。カーニー氏は「自然に感じられるように意図した」と言う。

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